SEIKOは腕時計業界の革命児!若い世代でも知っておくべき、腕時計のクオリティ

2019 / 04 / 03
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セイコーウオッチ株式会社 白石 亜沙子(しらいし あさこ)さん

国産の腕時計メーカーとして国内のみならず、世界でも人気のSEIKO(セイコー)。果たしてセイコーの腕時計はどういったこだわりを持っているのか、老舗のこだわりを知るために、セイコーウオッチ株式会社の白石さんにお話を伺ってまいりました!

「常に時代の一歩先を行く」

セイコーは国産メーカーの中でも長い歴史を持った「老舗」のイメージがあります。

白石さん
セイコーは世界ではじめて1969年にクオーツ式腕時計「クオーツ アストロン」(電池で動くタイプの時計)を開発いたしまして、時計産業に革命をもたらしました。その後も数多くの世界初や日本初のモデルを生み出し、2012年には世界初GPSソーラーウオッチ「セイコー アストロン」を発表し、世界50カ国以上で高い評価をいただいております。「常に時代の一歩先を行く」という理念のもと、革新的な腕時計を開発し続けています。

セイコーの中だけでも沢山のブランドがありますね。

白石さん
そうですね。使われる方の用途に合わせて幅広いブランド展開をしています。若い世代に向けたものだと「ワイアード」という若年層向けの腕時計も取り扱っています。
就職活動やビジネスシーンでも使っていただけるようなデザインを持ちつつ、デニムなどのカジュアルな服装でもマッチすることが特長です。学生をはじめ若い世代から定評のあるブランドです。

同じクオーツ式でも価格にばらつきがある理由はなぜですか?

白石さん
ソーラーやクオーツにも精度がございまして、精度が高いソーラー、クオーツになればそれに応じて価格も高くなってきます。より精度の高いソーラー、クオーツは、それだけ時間のズレが起こりにくくなり、更に耐久性にも優れているので、より長い期間使っていただくことができます。

そういった理由があるのですね。てっきりデザインや使っている素材の違いだと思っていました。

白石さん
もちろん、素材による違いもありますよ。例えば、文字盤にダイヤモンドが埋め込まれていたり、バンドの一部分にセラミックなどの特殊な素材を使っていたりすると価格は高くなります。機能面でも、防水性に優れているだとか、ソーラー機能やGPSを内蔵していることでも価格が変わってきます。

腕時計を持つにあたって、おさえておきたい、おすすめの機能はありますか?

白石さん
ソーラーはとても便利ですよ。クオーツ式の場合電池で動くものなので、電池交換のタイミングが訪れるのですが、光をあてるだけで充電される機能があると、その頻度を抑えることが出来ます。
仕事などで海外に行かれる機会が多い方は、GPS機能を搭載している腕時計を選ぶと、その地域のタイムゾーンに自動で時計を合わせてくれて、グローバルに使っていただくことが出来るのでおすすめです。

腕時計離れは、もう古い

若い世代で腕時計を着けていない方が増えていると伺ったのですが本当なのですか?

白石さん
少し前までは、若い世代で時計を着けている方の数は減っていましたが、最近では若い世代でも腕時計を付けている方が増えているようです。

スマートフォンが台頭する以前は、携帯電話で時刻を確認している方が多かったようですが、やはり携帯電話やスマートフォンで時間を確認することがそぐわない状況は多いので、現在でも腕時計をしっかりと着けている方は多いです。また、腕時計は時刻を確認する他にも、自分自身を表現するファッションアイテムとして使っている方が多く、若い世代でも腕時計をファッション感覚で自己表現のアイテムとして楽しんでいる方がひと昔前に比べると増えてきている印象です。

セイコーのビジョン

市場ではベルトなど自分なりにカスタムできるものが増えてきていますが、時計メーカーの老舗として、セイコーの腕時計の強みを教えてください。

白石さん
確かに、最近では比較的リーズナブルな価格で、カスタムメイドできる腕時計が増えていますが、セイコーではその流れに乗るのではなく、独自のビジョンを持っています。1つは付加価値の高い製品に力をいれていることです。
グローバルブランド戦略と呼ばせていただいているのですが、ありがたいことに日本国内での認知のほか、海外でも「セイコーブティック」と呼ばれるセイコーの製品だけを取り扱う店舗を展開をするなど、セイコーの製品を世界で使っていただけるような戦略を図っています。グローバル戦略で基軸になってくるものは「グランドセイコー」を始め、「アストロン」など、比較的高価格帯のものが多いですが、もちろん若い世代に向けた戦略も考えています。
20代や若い世代に向けた製品としては、「ワイアード」のような若年層向けのブランドに力を入れていくことはもちろん、「プロスペックス」と呼ばれるダイビングやトレッキングなどアウトドアシーンに特化したラインのなかでも、セレクトショップとコラボをした製品を拡充するなどして、若い世代とのコンタクトもしっかりと取れるようにしています。

製品によって特徴があらわれやすいものが多いセイコーですが、ブランド全体を通して、やはり老舗メーカーとして、どこよりもしっかりとした腕時計を提案している自信があります。これからも精密であることは貫き、信頼されるブランドとしてあり続けていきたいです。

『セイコードリームスクエア』

白石さん
セイコーの創業地である銀座に昨年12月20日、『セイコードリームスクエア』という名の体験型ブランド発信拠点をオープンしました。1階をセイコーサテライトミュージアムとして、セイコーの長い歴史のなかで開発された記念すべき腕時計などの他、セイコーのシンボルである銀座和光の時計塔内部をコンセプトにした展示をしたり、銀座和光の時計塔から見下ろした風景の映像が流れたりと、楽しい仕掛けに富んでいます。
2階から4階はセイコーの主力ブランドである、「プロスペックス」、「プレザージュ」、「ルキア」、「アストロン」の世界観を表現した空間を提示し販売も行っておりますので、足を運んでいただけると嬉しいです。

取材を終えて

セイコーという名前はもちろん知っていましたが、「世界初」を繰り出し続ける革新的なメーカーであることは知りませんでした。日本が世界に誇るメーカーのセイコーについて知ることは、インバウンドが増加している現在において、非常に価値の高いことのような気がします。12月にオープンした『セイコードリームスクエア』に皆さんも足を運んでみてはいかがでしょうか。

【今回お話を伺ったのは】
セイコーウオッチ株式会社 白石 亜沙子さん
所在地〒104-8118 東京都中央区銀座1丁目26番1号
SEIKO(セイコー)の公式サイトはこちら
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