ビジネスマンには欠かせない”スーツ”。オーダーすることで最強の戦闘服になるみたい!

2019 / 02 / 08
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HANABISHI PRESS 平間 玲(ひらま あきら)さん

男性の戦闘服という表現もされることがあるスーツですが、あなたの着ているそのスーツは果たして自分に合ったものなのでしょうか。しっかりと自分に合ったスーツを着ることで随分と見た目や着心地が変わってくるそうです。今回1935年からオーダースーツを仕立て続けるHANABISHIの平間さんに、「なぜオーダースーツは良いのか」という疑問の答えをいただいて来ました!

スーツは仕立てるもの

オーダースーツと聞くと、少し敷居の高さを感じていました。

平間さん
HANABISHIが1935年に設立された当時、スーツはオーダーすることが当たり前でした。なのでスーツは既製品として購入するものではなく、仕立てるものだったので、納品にまでお時間をいただく洋服だったんですよ。

そんな時代があったことは知りませんでした。

平間さん
オーダースーツは基本的に採寸をするところから始まるので、工程数が多く価格も高くなるのですが、日本国内でもバブル期まではオーダースーツを仕立てることの方が一般的だったんですよ。
その中で、HANABISHIは先代の「もっと手軽にオーダースーツを楽しんでいただきたい」という想いから、オーダースーツの工業化に乗り出しました。それまで、オーダースーツというと職人の方が、ひと針ずつ手作業で縫っていたんです。

それまでのオーダースーツより時間を短縮して届けられそうですね。

平間さん
出来上がりまでの時間は随分と短縮されたかと思います。HANABISHIがオーダースーツの工業化をするまでは、フルオーダーといわれる手法が一般的だったことに対し、HANABISHIはある程度型の決まったイージーオーダーという手法を取りました。
そこからイージーオーダーという納期や金額を凝縮した手法は世間でも一般的になり現在に至ります。

現代の20代からすると、スーツは既製品を買うことの方が一般的だと思います。段々とスーツが簡略化されていった印象を受けますね。

平間さん
そうかもしれませんね。社会的にもより安価で効率化を求める動きが活発化しているので、その中で既製品のスーツが販売されるようになったことは当然の流れかもしれません。

一方でオーダースーツという言葉を若い世代も知っていることを考えると、オーダースーツを求めている方も一定数いらっしゃるという事なのでしょうか?

平間さん
オーダースーツをお求めになられる方は近年増えています。というのも、今まで既製品を販売してきていた紳士服屋がオーダースーツに参入し始めているんですよ。つまり、既製品が売れなくなってきていることを揶揄しています。
実際にビジネスカジュアルが台頭してジャケットすら着ない方が増えているので、スーツ業界は縮小傾向にあるのですが、オーダースーツ業界は少しずつ伸びてきているんですよ。

スーツってなんか、いいね

スーツやジャケットを着る方が減ってきている中で、改めてスーツの良さについてお伺いしてもよろしいでしょうか?

平間さん
スーツに限った話ではないのですが、洋服は「なりたい自分」にさせてくれると思っています。加えて、スーツは長い歴史の中でこの形を保ち続け今日に至っています。男性にとってスーツはどこにでも着ていける服であるので、一着持っておくと便利です。
その中でも自分に合った、いいスーツを持っておくことをおすすめします。というのも、いいスーツを着て人に会う時、それはすなわち、相手に「敬意をはらう」ことの表れなので、自分の為だけでなく相手の事を思う気持ちを大切にすることが出来ると思います。

既製品のスーツとオーダースーツにはどういった違いがあるのですか?

平間さん
まず着心地は変わります。スーツは他の洋服と作りが違うものなので、人によって着心地に差が出る服なんですよ。
ジャケットに袖を通した時に手が動かしにくいと仰られる方が多いのですが、そもそもスーツは下に向かって袖がついているので、手の動かしづらさを感じることは当然なんですよ。ただ、手の動かしづらさにストレスを感じてはいけないので、オーダースーツであれば、その人それぞれの着心地に合わせてスーツを仕立てさせていただきます。

動きやすいスーツにして欲しいという要望も聞いてくれるんですね。

平間さん
そうです。人それぞれに合ったスーツを提案できることが、オーダースーツの強みなので、「動きやすいスーツがいい」という事であれば、お客様に合わせて仕立てさせていただきます。反対にアームホールにゆとりを持たせてゆったりとしたスーツを作ることも出来ることもオーダースーツの強みですね。

既製品のスーツと、自分に合ったスーツとでは見栄えも変わってきますか?

平間さん
随分と変わりますよ。そもそも既製のスーツは10人いたとして2人しか合わないとされているんですよ。袖丈が合っていても肩の部分があっていないだけでも、不格好に見えてしまいがちなのですが、既製品が自分に合っていない事に気づかないで着ている方がほとんどです。
特にHANABISHIでは、長い歴史の中で培った技術を簡略化させたくないという想いから、ジャケットにはしっかりと芯をいれて作っています。

既製品の場合、芯が無いことも多いのですが、ジャケットにおける芯はコンプレックスを隠す役割を果たしてくれるので、とても大切なんですよ。例えば、胸板が薄いことにコンプレックスを抱えている場合にも芯をしっかりと通すことで、しっかりと胸が膨らむので、見栄えがよくなったりもします。

お店で買おうとすると、S/M/Lの3サイズがメジャーですよね…

平間さん
そうですね。やはりその3つのサイズだけで展開をすると、合わない方がいるのも当然ですよね。オーダースーツであれば、イージーオーダーでもバスト部分は2センチ、袖に関しては5ミリ単位で調整が出来ますので、自分に合った型のスーツに仕上がるんですよ。
ただ、オーダースーツと聞くと、古臭い、高そう、自分にはまだ早い、と謎めいた部分があって敷居が高いと感じている方も多いかもしれませんね。

オーダースーツデビューしよう

やはり、オーダースーツに敷居の高さを感じることがあります。

平間さん
オーダースーツというと一見、若い世代には無縁なものように感じるかもしれませんが、近年ではオーダースーツを作る若い方も増えていますよ。私たちとしても、若い世代にオーダースーツを気軽に楽しんでいただきたいという想いがあるので、価格をわかり易く提示しています。

BEGINNER’S PRICE CAMPAIGN

その取り組みの1つとして、初めてオーダースーツを作る方に向けたキャンペーンを開催しております。

若い方がオーダースーツを作る時って、どういった理由で作られるのですか?

平間さん
分かり易いところだと、社会人になるタイミングで自分に合ったスーツを作る方が多いですが、友人の結婚式に参加される等で作られる方も増えています。いいスーツを着ることは相手を重んじることの表れという話をさせていただきましたが、若い方でも結婚式や会食など、公の場で誰かにお会いする際に、いつもとは違う服としてオーダースーツを作られる方が多いです。

HANABISHIではオーダースーツを初めて作られる方に向けて低価格でキャンペーンを行っていますが、なぜあそこまで安く抑えられるのでしょうか?

平間さん
HANABISHIは生地の仕入れから採寸、仕立て、そして販売もHANABISHIの店舗で行っていているので、外注していない分コストを下げることが出来るんですよ。
ただ、ビギナーズキャンペーンに関しては、オーダースーツを知っていただきたいという想いがあるので、サービス価格で提供させていただいております。
HANABISHIでは比較的安価な価格帯のものから、数十万円する上質な生地で仕立てられたスーツをご提案することが出来るので、まずビギナーズ価格でオーダースーツを作り、そこからハマっていき少しずつグレードを上げて購入される方も多いです。

手ごろな価格で楽しめるオーダースーツでも、自分にしっかりと合ったものは作れるのですか?

平間さん
もちろんです。体のラインを採寸し、お客様に合わせたスーツを仕立てさせていただくので、既存のスーツとオーダースーツの違いを間違いなく体感していいただけると思います。
より上質な生地を使用することで、独特な光沢感や着心地も変わってきますが、「自分に合ったスーツを仕立てた」という事実の方が価値の高いことだと私は考えているので、価格以上の価値がオーダースーツにあることを感じていただけると嬉しいです。

取材を終えて

オーダースーツと聞くとどうしても高い、自分には無縁と考えがちでした。しかし、スーツには相手に敬意を払う事を表す特別な洋服であることを伺うと、若い世代が持っていてもおかしくないもののように感じます。少しでも気になった方は、まずビギナー向けの製品からオーダースーツデビューをして、その違いを体感してみてはいかがでしょうか。

【今回お話を伺ったのは】
HANABISHI PRESS 平間 玲さん
取材場所〒104-0061 東京都中央区銀座1-7-17 銀座一丁目ガス灯通りビル 1F/2F(銀座店)
HANABISHIの公式サイトはこちら

ライター・カメラマン/宮脇雄士(うしお)

好きなものは映画、漫画、ファッション、カフェ!WIZOOM編集部のサブカル男子、ユウシです。
皆さんの疑問を緩やかに解決します!

【宮脇雄士(うしお)】の記事一覧

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