これを見たらプレゼントしたくなる。チョコレートって誰かに気持ちを伝える最上級のアイテムなんです。

2018 / 12 / 13
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株式会社メリーチョコレートカムパニー マーケティング本部 広報宣伝部 川名梨津子(かわなりつこ)さん 松村岳朗(まつむらたかお)さん

よくデパートなどで見かける「メリーチョコレート」。お馴染みの女の子のロゴはよく見たことがあるのではないかと思います。
今回はそんなメリーチョコレートに創業当初のお話や、チョコレートと言えば…というお話をお聞きしてきました!

バレンタインとメリー

チョコレートと言えば日本ではやはりバレンタインをイメージしますが…

川名さん
そうですね。日本では1年の中でチョコレートが一番消費される時期がバレンタインです。
そして、メリーチョコレートは創業して間もなく、バレンタインの商品を販売し始めました。

今となっては当たり前ですが、1950年代はまだバレンタインは浸透していなかったのでは…?

川名さん
当時の日本では全く浸透していませんでした。皆さんご存知かと思いますが、女性から男性にチョコレートを贈ることは、日本独自の文化で戦後の成長とともに、出来上がったものです。
昭和33年、メリーのスタッフが、パリの知人から一通の絵手紙をもらいました。
その手紙には「当地には男女が花やカード、チョコレートを贈りあうバレンタインデーという文化がある。」と書かれていました。
それをみたスタッフは、日本でもバレンタインデーのご提案をすることを決めました。
それは創業8年目のことでした。

初年度は百貨店でフェアを行い、一枚50円の板チョコを販売しました。しかし、誰も知らない、バレンタインって何?という状況で、売り上げは板チョコ3枚、メッセージカード1枚のみでした。

バレンタインを提案した当初は、なかなか厳しい状況だったのですね…。となると翌年は行わなかったのですか?

川名さん
いえ、翌年も続けて行ったんです。日本人には決して浸透していないけれどやってみた、創業者の先見の明だったのだと思います。
普通ならやらないですよね(笑)。
さらに翌年は、バージョンアップして板チョコからハート形のチョコになりました。これにもエピソードがあり、発案したメリーのスタッフが、当時の「誰が為に鐘は鳴る」という作品に出演していた、ゲイリークーパーとイングリッドバーグマンという俳優と女優からヒントを得たものです。
その当時、日本は大和なでしこという風潮があり、女性が男性に対してアクションを起こすことは珍しくありました。この映画には、女性が男性を口説くというシーンがあり、それを見たスタッフは「日本も女性が愛の告白をしてもいいではないか。」と思い、『女性が男性に1年に1度愛の告白ができる日』というキャッチコピーとともに、バレンタインデーをご提案しました。

また、その当時の潮流に、女性の社会進出もあり、相まって売り上げを伸ばしていきました。

今でこそ当たり前のバレンタインデーですが、過去にそんなエピソードがあったんですね…!


松村さん
そうですね。その時代によって、義理チョコ、友チョコ、自分用チョコと発展を遂げていますが、変わらないのは気持ちに寄り添ったモノを提供しているという部分だと思います。
日本独自の文化だからこそこれからも大切にしていきたいですね。

世界で認められたクオリティ

最近、大手の百貨店などで“サロン・デュ・ショコラ”が行われていますね!

川名さん
そうですね、最近日本でも話題になってきているイベントだと思います。“サロン・デュ・ショコラ”の本場・フランスでをはじめ、ヨーロッパではチョコレートが本当に愛されています。「そんな愛されるべきチョコレートを作るショコラティエは、もっと権威を持ってもいいのでは」という声から「サロン・デュ・ショコラ」が始まりました。

なるほど…ヨーロッパでは本当にチョコレートは愛されているんですね…!

松村さん
そうなんです。日本でも日常的に召し上がっていると思いますが、ヨーロッパはもっと日常的に、生活の中にチョコレートがあるんです。
日本だと贈答シーンなどでよくチョコレートなどを贈るイメージがありますが、ヨーロッパでは何かを贈るシーンも、そうではないシーンでもチョコレートを誰かによく贈るんです。向こうでは、チョコレートは気持ちを伝える最上級のアイテムなんです。

気持ちを伝える最上級のアイテム…素敵ですね!


川名さん
そんなヨーロッパ発祥の“サロン・デュ・ショコラ”に、メリーチョコレートは2000年から出展していますが、その時はまだイベント自体も小さいものでした。
今年で“サロン・デュ・ショコラ”も23年目を迎えています。チョコレートの世界の中でも権威のある賞をメリーチョコレートは2年連続で最高位の金賞受賞しています。

最高位を2年連続…。日本人としてとても誇らしいです!

川名さん
ありがとうございます。
私たちも本当にご縁があり、“サロン・デュ・ショコラ”に出展できるようになり、その後、日本でチョコレート製造している会社もどんどん出展していきました。初めは「日本人もチョコレートを食べるの?」と言われるほど日本にチョコレートのイメージありませんでした。

メリーチョコレートは2000年から出展をさせていただいていますが、毎年必ずコンセプトをつけてチョコレートを作っています。
今年の“サロン・デュ・ショコラ”には、~新TOKYOジャポニズム~というコンセプトを立て、出展しました。

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