猫たちを“ひとりぼっち”にしちゃいけない。お買い物でネコダスケしませんか?

2018 / 12 / 01
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株式会社島忠 ホームセンター商品部 マーチャンダイザー 山下勝利(やましたしょうり)さん

前回、DIY企画でお世話になった島忠さん。今回、ペット事業での新たなプロジェクトがスタートすると聞きつけ、編集部がお話を伺ってきました!

保護猫プロジェクト企画者インタビュー

どういった猫が「保護猫」と呼ばれるのですか?

山下さん
簡単に言うと、飼い主のいない猫を「保護猫」と呼びます。飼い主が世話をできなくなり、手放された猫たちも保護猫と呼ばれますが、「地域猫」と呼ばれる野良猫たちが保護猫のほとんどの割合を占めています。

保護猫が生まれる原因は何ですか?

山下さん
【山下さまご確認】猫は年2回出産ができ、生まれてから半年で子どもを産めるようになります。親から1年間で80匹増えると言われるほど、繫殖能力が高いんです。地域猫に地域の人がエサをあげると、どんどん増えていってしまい、猫が好きではない人にとっては困った事態になります。そういった場合に保健所に連絡が行き、飼い主が見つからない猫たちは保健所で殺処分されてしまいます。

年間でどれくらいの保護猫が引き取られているのですか?

山下さん
2017年度だと、約6万頭と言われています。

そんなにたくさん…。そんな状況の中で、保護団体ではどういった取り組みをされているのですか?

山下さん
保護団体によって活動内容は異なるのですが、今回ご協力いただいているネコリパブリックさんは、保護猫カフェの運営や、地域ボランティアの方から保護猫を一時預かりして、譲渡会を実施されています。

編集部のひーちゃんも保護猫を飼っています(♀リリィ)。

山下さん
ネコリパブリックさんのような保護団体の費用の多くは、募金によって確保されています。ネコリパブリックさんでは、自分たちで商品を開発するなどして、活動を収益化して運営されています。島忠でもネコリパブリックさんの商品を取り扱っていますよ。

島忠では、保護団体のサポート活動を行っているんですね。

山下さん
保護団体が保護猫活動をする上での課題として、里親探しの場所や費用がないことがあります。それをサポートするために、島忠の「お買い物でネコダスケ」のプロジェクトは主に2つの活動をしています。

① 店舗での保護猫譲渡会の実施
島忠の店舗で月に一度、譲渡会を実施しています。店舗によっては毎週開催している場所もあるので、各店舗のイベント情報をチェックしてみてください。

② 商品の収益の一部を保護団体へ寄付
保護団体も、譲渡会などの活動をするために費用がかかります。保護団体がより幅広い活動ができるように、島忠では収益の一部を保護団体に寄付しています。

島忠の店舗で実施されている譲渡会では、1回あたりどれくらいの猫たちが飼い主を見つけるんですか?

山下さん
参加される猫たちや保護団体の状況にもよりますが、多くて10匹前後ですね。
しかし、保護団体によって譲渡までのステップが違います。ほとんどが数日~数週間トライアル期間があり、その後、正式譲渡となります。

「お買い物でネコダスケ」について

島忠が保護猫活動のサポートに至った経緯を教えてください。

山下さん
小売業としてペット商品を取り扱っている以上、保護猫といった問題を無視することはできなかったものの、なかなか着手できないという状況でした。

業界雑誌やSNSで譲渡会や里親募集の記事を見かけ、保護猫や殺処分といったことについて初めて知りました。
山下さん
ペットに携わっている以上、動物の命を守りたい。そういった思いで情報収集を始め、店舗での譲渡会開催やキャンペーンといった活動を徐々に広げてきました。

しかし、店舗の数は限られているので、譲渡会の回数や来られるお客様の人数もある程度限られてきます。そこで、もっと多くの人に保護猫の存在を知ってもらうために何かできないかとメーカーやネコリパブリックと共に考えていたところ、買い物を通じて情報発信ができるのではと思いつき、キャンペーン実施に至りました。

情報をより多くの人に拡散することが、殺処分ゼロに近づくのではないかと考えているので、今回から本格始動として、島忠で取り扱っている猫フード全品を対象にしています。

保護犬や保護猫って、知っていると知らないとでは全然違いますよね。

山下さん
そうですね。ペットを飼っていらっしゃらない方でも、今後「ペットを飼おうかな」と思い立った時に保護猫や保護犬の存在を知っているだけで選択肢が広がると思います。

保護猫や保護犬活動を、もっと多くの人に知ってほしいですね!

山下さん
そうですね。多くの方に知っていただくために、「わんにゃんレスキュープロジェクト」を立ち上げ、情報拡散を継続的に行っています。店舗でも、譲渡会の場所の提供と、買い物を通じた費用面でのサポートを両立しながら、このプロジェクトをもっと広げていきます!
「わんにゃんレスキュープロジェクト」公式Instagramはこちら

取材を終えて

ご自身もペットを飼われているという山下さん。「まずはSNSなどを通して興味を持ち、取り組みを知っていただきたいです!」とおっしゃっていました。保護猫を知っていた方も今回初めて知った方も、お近くの島忠で”ネコダスケ”に参加してみてはいかがでしょうか?
山下さん、ありがとうございました!

【今回お話を伺ったのは】
株式会社島忠 ホームセンター商品部 マーチャンダイザー 山下勝利さん
本社 埼玉県さいたま市西区三橋5-1555
電話番号 0120-185-558
■株式会社島忠の公式サイトはこちら
■「わんにゃんレスキュープロジェクト」公式サイトはこちら

ライター・カメラマン/中村愛理(あいりーん)

奈良生まれ奈良育ち、カレーとお寺マニアな“WIZOOM編集部の母”、あいりーんです!
記事もカレーもピリッとスパイシーに。ちょっとパンチのある情報をお届けします!

【中村愛理(あいりーん)】の記事一覧

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