ふりかけの域を超えている!丸美屋のふりかけはやっぱり凄かった。

2018 / 12 / 04
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

丸美屋食品工業株式会社 マーケティング部 ふりかけチーム 伊藤 梓(いとう あづさ)さん

幼い頃に慣れ親しんだふりかけ、現在はどのような進化を遂げているのか、皆さんは知っていますか?今回、あのロングセラーふりかけ「のりたま」でお馴染の丸美屋食品工業株式会社でふりかけを担当している伊藤さんに、最新のふりかけ事情から、丸美屋のふりかけのこだわりまで幅広く伺ってきました!

ふりかけは世代を超えた

お米の消費量が減っている中で、ふりかけの消費量は減少しているのですか?

伊藤さん
実はそうでもないんですよ。理由は大きく分けて二つあると思っています。ひとつは、再来年で発売60周年を迎える「のりたま」を子どもの頃に食べていた方が、大人になってからもふりかけを食べているんだと思います。それまでは、ごはんにふりかけをかけて食べるのは子どもの文化だったのですが、時代の変化により、ごはんにふりかけをかけて食べる大人が増えてきたのでしょう。
ふたつ目は、時代とともに減塩傾向になっているからです。それに伴いおかずもどんどん薄味になってきて、ごはんとおかずを一緒に食べる文化が薄れてきたのです。
「おかずだけ食べて、ごはんだけ食べる。」すると、「白いごはんどうやって食べよう?」という悩みが生まれました。そこに、ごはんをおいしく食べられるふりかけがはまったのではないかと思います。

また、親から子どもへふりかけの文化が継承されていき、今では色々な世代にふりかけ文化が広まってきたのだと思います。

丸美屋さんは大人向け商品を展開されていますよね。

伊藤さん
そうですね。それまでは「のりたま」「すきやき」といった子ども向けの商品が中心だったのですが、素材の味をより楽しめる「磯香のり」、「海苔わさび」等の大人でも楽しめる味わいのふりかけを発売しています。
一方で、小さい頃からふりかけを食べていると、大人になってもふりかけを食べる習慣がつくようです。そのため、「ふりかけが好きな子どもたちを増やしたい!」という想いは今も昔も変わらず、子ども向けのふりかけにも力を入れています。

これまで様々なふりかけを開発する中で、工夫するようになったことはありますか?

伊藤さん
やはり塩分ですね。塩味が強すぎるものは、現在ではあまり好まれない傾向のため、ふりかけにおいても塩味だけではない、素材の旨味を活かすようになってきました。製造や包材の技術も向上してきて、現在では素材の香りや食感も表現できるようになりました。

たれサク

時代に合わせて、ふりかけの打ち出し方も変わってきましたか?

伊藤さん
色々な食べ方をする人が多いので、それに対応できるような商品を販売するようになりました。その中でもおすすめなのが、ふりかけにさらにタレをかけて食べる「たれサクふりかけ」という商品です。素材も、通常のふりかけとは異なり大きめなのが特徴的です。まさに、朝ごはんのような一食完結にピッタリな商品ですよね。

えび天味

伊藤さん
本当にえび天が入っており、サクサク感が楽しめます。ここに天丼のタレの味わいを再現した付属のタレをかけて食べます。おにぎりにしてもおすすめです。

焼肉味

伊藤さん
牛肉のそぼろが入っています。そこにオニオンのサクサク感が加わって、食感もおいしく仕上がっています。タレをかけることで、本当に焼肉を白いごはんにワンバウンドさせたみたいな味になるのです!

すき焼き味

伊藤さん
これは、卵黄を乗せて食べると本当においしいです!すき焼きの甘じょっぱいタレと卵が良く合います。

気軽にサクッと食べられるふりかけ、いいですね…!

伊藤さん
幼稚園などで、お弁当にふりかけが入っていた人は多いと思います。しかし、お弁当から給食や学食になりお弁当から離れると、自然とふりかけも食べる機会が減ってしまうのですよね。そこから、子どもが生まれるとまたふりかけを食べるようになる…。皆さんのような20代の方にも、「たれサクふりかけ」といった手軽にごはんを食べられるアイテムとして、ふりかけを食べていただきたいと思っています。

素材のバランスで大きく変わるふりかけ

丸美屋のふりかけのこだわりを教えてください。

伊藤さん
丸美屋は素材の味を表現することにこだわっています。「おいしさ」とひと言で言っても、口に入れた時の風味や、噛んでいる間の味、食べた後の後味のすべてをおいしく仕上げることが重要だと考えています。そのために、ふりかけの素材1つ1つも、重要なパーツとしてそれぞれにこだわっています。

他にも、それぞれの素材の割合やバランスがとても重要なんです。ふりかけは素材の配合が違うだけで味わいが全く変わってきます。丸美屋は、そのバランス力に自信があります。開発の段階で、各素材のバランスを試行錯誤しながら考えて、自分たちが「おいしい!」と思ったものを商品にしています。

ふりかけをパンと組み合わせたアレンジレシピもありますが、何よりもごはんをよりおいしくする商品を日々開発しています。

新商品のアイデアは、どのようにして生まれるのですか?

伊藤さん
日々世の中の様々な情報にアンテナをはっていて、おもしろそうなものはストックしておきます。「本当においしい」と思ってもらえるため、全社員が日々努力して商品を開発、販売しています。

取材を終えて

ふりかけというと、どうしても給食やお弁当など、幼い頃に利用したイメージばかりが先行していましたが、現代ではおかずに代わる存在としてふりかけが重宝されていることに驚きました。社会人や大学生で朝ごはんをついつい抜いてしまいがちな方にとっても「たれサクふりかけ」のような食べ応えのあるふりかけは強い味方になるような気がします!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

PICK UP