「資料づくりはおもいやり」フォントが生み出す、一歩先の未来

2018 / 10 / 21
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株式会社モリサワ 橋爪 明代(はしづめ あきよ)さん 

普段、仕事での報告書やプレゼン資料・学校のレポートなど、パソコンを利用して文字を書くという機会が増えてきていると思います。
しかし報告書やプレゼン資料の作成において、最適なフォントや使い分け等、ご存知でしょうか?

今回は、フォントメーカーである株式会社モリサワの橋爪さんに、フォントを利用するうえでのポイントをお伺いしてきました!

株式会社モリサワ
1924年(大正13年)7月に創業、1948年(昭和23年)12月に設立。
事業内容:フォント事業、ソフトウェア事業、ソリューション事業

株式会社モリサワ 公式サイトはこちらから

フォントを意識することで、より伝えたいことを伝える

報告書やプレゼン資料を作成するうえで、なぜフォントは意識したほうがいいのでしょうか?

橋爪さん
まず大前提として、「フォントを使い分けることによって、より伝えたいことが伝わるんだよ」ということを、多くの方にご理解いただきたいという想いがあります。

フォントを意識することで、報告書やプレゼン資料での表現の幅が広がります。この表現はビジネスシーンでは非常に重要になってきます。

理由としては、報告書やプレゼンなどで自分の意思やアイデアを伝えなければいけないのに、フォントのせいで伝わらない可能性があります。

相当量あるフォントの中から、自分が「センスある」と思って選んだフォントが、相手にとってはものすごくダサかったということがあるかもしれません。
世の中の印象と自分の印象がマッチしないことが起こりえるので、そういう意味においても、ビジネス上で必要最低限のフォントの使い分けは意識したほうがいいですね。

それでもフォントって数がありすぎて、どれを選べばいいかわからないです…

橋爪さん
モリサワでは、いくつもあるフォントの中で、ビジネスシーンの利用に特化した「MORISAWA BIZ+」というものをリリースしています。

ビジネスシーンでは、どのような場面においても、文字で物事を伝えるということがベーシックで、その文字が誰にでも「読みやすい」「見やすい」「伝わりやすい」ということが、文字でコミュニケーションをとるうえで大切になります。

そこで「MORISAWA BIZ+」では、誰でもわかりやすく、読みやすく、間違えにくい、ユニバーサルデザイン対応の「UD書体」というものを採用しています。

例えば、数字って見間違えると大変なことになりますよね。
薬をよく飲む高齢者の方が、「3」錠と「8」錠を見間違えてしまうと、命の危険をも脅かしてしまいます。

今までのベーシックの書体だと、ひとつひとつの書体のデザインは素敵だけれども、老眼が入っているお年寄りに見てもらったときに、3は本当に3に見えているのかという部分までは、あまり考えていませんでした。

デザインするうえで、かっこいいなという書体はたくさんあるのですが、すべての方々にとって読みやすい・見やすいという観点でつくるのは難しかったです。
そういう観点から、機能的な書体も必要だよねと思い、10年前からUD書体を作り始めて、今ラインナップが増えてきています。

この「MORISAWA BIZ+」は2018年度グッドデザイン賞を受賞しました。
この度の受賞では、企業や自治体など多くのユーザにより品質の高い書類作成を促す画期的なサービスである点や、サービスの普及によって、日本全体の情報伝達の品質向上が期待できる点が評価され、受賞となりました。

このように機能性も備え、かつデザイン性もある書体パッケージが「MORISAWA BIZ+」になります。
2018年10月24日から販売開始になるのですが、販売歌詞に先立って無料で試していただけるので、ぜひ一度ダウンロードして使ってみてください!

「MORISAWA BIZ+」
価格:
1ライセンス
年契約 3,600円(税抜)
月契約  300円(税抜)
収録書体:全43書体
「MORISAWA BIZ+」 紹介ページはこちらから

次ページでは、橋爪さんがおすすめするフォントの使い分け方法について聞いてきました!

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ライター・カメラマン/舛田貴司(マスダ)

阿波踊りをこよなく愛す、徳島生まれのお祭り男。
休日は、草野球・バレーボールなどとにかく体を動かすことが趣味。
WIZOOM編集部の切り込み隊長として、多くの企業に取材に出向き
みなさんの疑問をばしばし解決していきます!

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