vol.24「座り過ぎが寿命を縮める」「長生きしたければ座りすぎをやめなさい」

2018 / 09 / 30
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【紹介してくれた先輩】早稲田大学スポーツ科学学術院教授 岡 浩一朗(おか こういちろう)さん

世の中の酸いも甘いも経験された先輩たちが、20代の若者たちにオススメの本を紹介してくれる「WIZOOMの図書館」。
第24回は、早稲田大学スポーツ科学学術院教授の岡 浩一朗(おか こういちろう)さんに、オススメの本を教えていただきました。

岡 浩一朗さんプロフィール
早稲田大学スポーツ科学学術院教授。博士(人間科学)。
1999年、早稲田大学大学院人間科学研究科博士後期課程を修了後、1999年より早稲田大学人間科学部助手、日本学術振興会特別研究員(PD)、東京都老人総合研究所(現・東京都健康長寿医療センター研究所)介護予防緊急対策室主任を経て、2006年より早稲田大学スポーツ科学学術院に准教授として着任。2012年より現職。

①本のタイトル

座り過ぎが寿命を縮める/長生きしたければ座りすぎをやめなさい 岡 浩一朗(著)

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②その本に出会った経緯・きっかけ

座りすぎの悪影響が様々な研究により指摘されるようになってきましたが、多くの人々は座りすぎが引き起こす多くの問題について十分に認識していないのが現状です。

そのような人々を少しでも減らすべく、これまでのエビデンスを分かりやすく解説し、多くの人々に読んでいただけるよう執筆を心掛けました。

③本の内容

本書の内容は、まず座りすぎの実態について紹介しています。

具体的には、起きている時間の60%程度を座位時間が占めていることや、日本人が世界で最も長い時間座っていることも示しました。そのような座りすぎの状態が、肥満や糖尿病、心疾患やある種のがん、運動機能や認知機能の低下、死亡のリスクまで高めてしまうこと、さらにはデスクワークによる座りすぎが、肩こりや腰痛を悪化させ、生産性やワーク・エンゲイジメントにまで悪影響を及ぼすことも指摘しています。

最後に、どのようにすれば座りすぎを解消できるのかについて、自宅や職場などの様々な生活場面を想定し、昇降デスクの活用など、その具体的な方法を提案しています。

④20代におすすめしたい理由

20代は、まだまだ自分自身の健康に自信があると思いますし、大きな病気を患ったりすることも少ないかと思います。しかし、20~30代に良くない生活習慣を続けた場合、40代以降に様々な病気のリスクが高まります。座りすぎは、その瞬間瞬間は大した問題にはなりませんが、それをずっと続けることで、後々大きな問題を引き起こす可能性があります。

週末にスポーツクラブに通って少し運動しているからといって安心してはいけません。運動していても、それ以外の時間に座り続けていると、運動の効果がほとんどなくなってしまいます。少しでも座りすぎを減らすことに心掛け、健康的に働くことにつなげて欲しいと思います。

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