「好きが溢れて、形になった。」よさこいが好きで仕方ない、20代編集部が見つめる“これからの自分たち”

2018 / 09 / 27
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yosari編集部 坂本 陸(さかもと りく)さん、矢野倉 司(やのくら つかさ)さん

WIZOOMと同じく、20代が編集部を務めるメディア、「yosari」。一体編集部の方はどんな人なんでしょう?今回は、よさこいで人と人を繋ぐメディア「yosari」を運営する坂本さん、矢野倉さんに、二人が出会ったきっかけや、「yosari」立ち上げまでのエピソードを聞いてきました!

自分ができることを積み重ねていく

フリーランスとして活動することを決めたきっかけを教えてください。

坂本さん
田舎の高校から早稲田大学に奇跡的に合格して、上京したは良いものの、周りとのギャップがあったんです。大学入学時から、周りの人たちは将来の夢が決まっていたのですが、自分は夢も何もない。結局、大学に行けなくなってしまったんです。よさこいだけが僕の居場所でした。
坂本さん
でも、よさこいを引退すると、皆は就職活動を始めるし、何か始めなきゃと思ったんです。そこで、仕事になることを始めようとしたんです。その時に偶然見つけたことが今形になっているんです。
フリーランスになろうと思ったのではなく、自分にできることを必死にやった結果が今なんですよね。よさこいを通して、「目の前のことを積み重ねていけば形になる」と信じていたので、とにかく必死でした。
矢野倉さん
僕は、家の事情で大学を辞めなければならなかったんです。将来どうしよう、と考えていた時に「自分の考えを発信できたら面白そうだな」と思ったんです。そこで坂本さんのことを思い出して、連絡をとったのがきっかけです。
そうすること以外、選択肢がなかった。「これしかない!」って思ったんです。
坂本さん
僕たちは、普通に就職したこともないので…逸脱はしていると思います。でも、踊り方と同じように、普通なんてないのかなと。働き方も、踊り方も、その人にとって正解であればいいと思います。
矢野倉さん
「自分に向いている、自分にはこれしかない」思うでことができれば、それで良いんですよね。

好きが溢れて、形になった

坂本さんと矢野倉さんは、よさこいを通じて出会ったのですか?

矢野倉さん
いえ。坂本さんと僕は2つ学年が離れていたので、よさこいを通した直接的な関係はありませんでした。僕が所属していたよさこいチームの同期と坂本さんが知り合いで、「こんな人がいるよ」という形で、坂本さんを紹介してもらいました。

あまり自チームの先輩を他チームの人に紹介しないですよね…

坂本さん
僕が大学を中退しているということもあって、共通点があったからでしょうね。最初飲みに行ったんだよね。
矢野倉さん
そうそう。今年の2月に。

結構最近の話なんですね…!

坂本さん
そうですね(笑)。そこから今年の8月にyosariを立ち上げました。

yosari立ち上げ前はどんな活動をしていたのですか?

坂本さん
ブログをつかったアフェリエイトで収入を得ていました。2016年1月に、メンターを見つけてコンサルをやってもらいました。そこから生活できるような土台を作って、今はコンサルタントとして活動しています。あとはWeb制作やマーケティングのコンサルも、継続してやっています。
矢野倉さん
僕は、それを教わっている側でした。最終的にはよさこいで仕事がしたいと思っているので、そのための土台作りをしています。

yosari立ち上げまでの経緯を教えてください。

坂本さん
僕も、よさこいで仕事がしたいと思っていたのですが、一人ではできない部分があって…そこで矢野倉さんと出会いました。構想はずっと練っていたのですが、僕がカメラを持ったことがきっかけに、勢いで立ち上げちゃったんですよ(笑)。
高知よさこいにカメラを持って見に行ったら、踊り手たちの撮影が止まらなくて…その写真を発信したいという思いが生まれて、yosariを立ち上げちゃいました。
矢野倉さん
坂本さんには、突然「立ち上げちゃった」と言われました(笑)。驚きましたが、「さすがだなぁ」と思って、そこから一緒に編集部をやらせていただいています。
坂本さん
よさこいの写真や記憶を残すために、yosariは発進しました。

yosari編集部として最も印象深かったことを教えてください。

矢野倉さん
自チームの記事を書いたときに、後輩たちに喜んでもらったことです。お祭りでは見ることができない、チームの裏側を記事として発信したんです。普段、踊り手たちの裏側って注目されないので…。第三者からそういったことを伝えて、それを喜んでもらえたことが嬉しかったです。
坂本さん
よさこいを知らない人にも、よさこいを知ってもらえるのは良いことだと思います。よさこいって、基本的にはお祭りに行かないと触れる機会ってないじゃないですか。でも、メディアであればよさこいを知らない人にも見てもらえますよね。
坂本さん
チームの立ち上げを記事にできたのも嬉しかったです。そういった場面に立ち会えたことも、チーム立ち上げのストーリーを伝えられたことも印象深いですね。

yosari運営の上で、心がけていることは何ですか?

坂本さん
個人ブログ感は出さないように、ちゃんとしたメディアであることを心がけてデザインをしています。

「目の前の人に届けたい」yosari編集部の“これから”

今後、yosariをどんなメディアにしていきたいですか?

坂本さん
よさこい界を変える、とか大きなことではなく、目の前のひとりに対して、よさこいの良さを伝えたいです。一人の人に響くような方向性で記事も作っていきたいです。よさこいを踊ることに近いですね。
矢野倉さん
目の前の人に向かって表現する、ってことですもんね。
よさこいを知らない人にこそ、よさこいを知ってほしいです。よさこいの温かさや踊り手の思いを伝えていきたい。
よさこいを知っている人と知らない人、踊り手たちを繋ぐメディアにしたいですね。

坂本さん、矢野倉さんの今後の目標を教えてください。

矢野倉さん
お店を持ちたいです。よさこいをやっている人やよさこい好きが集まるお店。
新宿に、沖縄料理を出して、沖縄の音楽がかかっていて、沖縄のお酒を飲みながら毎晩ミニライブをやっている居酒屋があるんです。それのよさこいバージョンをやりたいなと。高知の料理やお酒を出しながら、総踊りをやったり…
坂本さん
絶対楽しい、それ。

お祭りみたいですね!

矢野倉さん
そう。メディアがあればよさこいを知らない人にもよさこいに触れてもらえるし、もしかするとよさこいを好きになってもらえるかもしれない。
よさこいをやっている人にとっても、帰ってこれる場所を作りたいです。よさこい人あるあるなのが、髪色自由のバイトがない、シフト調整が難しい(笑)。

うわぁ、あるあるすぎる。

矢野倉さん
そんな踊り手のバイト先の受け皿になりたいと思います。髪色自由、祭りや練習の日程によってシフトの融通が利くとか。
坂本さん
そんな夢が実現できるように、仲間を集めていきたいですね。メディア、店舗、イベントの運営…色んなことができればいいですね。そんなことを長期でやっていって、いい歳のとり方をしたいです。
あとは、教育とよさこいを絡めたい、とも思っています。弟のことや自分の経験から、よさこいは自分らしさをみつけられる場所だと思います。「もっと頑張りたいな」というきっかけを与えられるようなことがしたいです。
目の前の人と全力で向き合う、ということは、これからも忘れずにやっていきたいと思っています。

取材を終えて

「自分にできることを全力でやる」「目の前の人と全力で向き合う」という言葉は、忘れかけていた“学生時代の自分”を思い出させてくれました。踊り手として当たり前に思っていたことが、今の自分には欠けていたのかもしれない。同じ“元踊り手の20代編集部”として、まだまだできることがある!そう気付くことができたインタビューでした。
「【あるある続出】踊り手時代には気付けなかった、よさこいの秘めるパワー」では、編集部ひーちゃんとyosari編集部が、よさこい人生についてアツく語り合います!

【今回お話を伺ったのは】
よさこいで人と人を繋ぐWebメディア「yosari」
編集長 坂本 陸さん
編集部 矢野倉 司さん

「yosari」はこちら
「yosari」公式Twitterはこちら

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