誰にも邪魔されない「おひとり様映画」堪能しませんか?~下北沢の小さな映画館~

2018 / 09 / 20
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下北沢トリウッド 山本達也(やまもとたつや)さん

「おひとり様〇〇」「ソロ活」。
今こんな言葉が流行っているのをご存知ですか?
今回はおひとり様にピッタリな「映画館」をご紹介します!

こじんまりと、そして懐かしい空間

下北沢トリウッドはどのようにしてできたのですか?

山本さん
下北沢トリウッドは、1999年の12月22日にできました。その頃は短編映画専門のミニシアターでした。

当時若い映画監督が撮る自主映画などは短編短編が主流で、長編を撮ろうと思っても、今のように十分な機材を揃えるのは、大きな映画会社でないと難しかったんです。そんな中、時代はフィルムからビデオへと、どんどん変化を遂げてきました。そのため、コストを下げて映画を撮ることもできるようになりました。

今では、短編のみならず長編の映画も上映しています。ただし、開館当時から変わっていないのは、「僕らがいいと思った作品しか上映しない」ということです。

どういう基準で映画を選定するんですか?


山本さん
基本的には、代表である大槻と話し合って、上映するものは決めます。
ジャンルや内容は特に決まっていないんですが、共通点をあげるとすれば、「作り手が映画に向き合っている」「映画の中の主人公を応援できるか」「見ていて楽しく、心が動く」そんな作品かなと思います。
どんなにクズな(笑)主人公でも、どこか応援できる要素だったり、「ちょっと共感できる…」という部分があると、自然と映画の世界の中に引き込まれていくと思います。そこは映画を選ぶうえで大切にしていますね。

そうなんですね…!お二人で決めると仰っていましたが、意見が割れることは無いですか?

山本さん
ほとんどないです。もちろん話し合いはありますが、映画に惹かれるポイントは同じなのかもしれません。

演劇の街に

なぜトリウッドは下北沢に開館されたのですか?

山本さん
いくつか理由はあるのですが、開館当時に代表の大槻が考えていたのが「映画版のライブハウス」を作るということで、ミュージシャンを目指す若い人達がライブハウスでライブを重ねて、ファンが生まれていって、そこからデビューしていく、というのを、映画でも同じようなことが出来ないかと。自分たちで作った映画を上映して、自分たちでお客さんを呼んで、「映画を作ること」を「仕事」にしていくというか。下北沢はそういう“何かを目指す若い人たち”が集まる場所でもあるので、それが大きな理由の一つになったのかなと思います。

下北沢に開館してよかったと思うことはありますか?

山本さん
うちのような小さな映画館は、他と同じ映画を上映してもあまり面白くないと思うので、なかなか他で見られないような映画も上映しています。演劇の街でもある下北沢にあることで、「下北で観るから面白い」という付加価値も生まれるような気がしています。

確かに下北で観るから面白い…は、あると思います!ちなみに館内の座席の色なのですが、これは何か意図があってのカラーなのですか?

山本さん
確かに珍しいですよね(笑)。
これは代表がトリウッドを開館する際に、「たとえ怖い映画を見ても、少し気持ちが明るくなれば」という想いがあって、黄色にしたと言っていました。
黄色はトリウッドのイメージカラーとして壁の色などにもなっているんです。

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ライター・カメラマン/小宮しほり(しほりん)

都会育ちのミーハーガール!スキマ時間はひたすらインスタ。でも好きな食べ物はカリカリ梅。
WIZOOM編集部の末っ子しほりんです!

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