【真面目に語る】「いいこと言うつもりはない!」SCHOOL OF LOCK! とーやま校長が8年間を振り返る。

2018 / 08 / 30
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SCHOOL OF LOCK! とーやま校長

10代から根強い人気を誇り、数々の芸能人やアーティストの出演するラジオ番組「未来の鍵を握るラジオの中の学校」『SCHOOL OF LOCK!』 (SOL!)。20代の皆さんの中にも、この番組の生徒(リスナー)だった方も多いはず。そんなSOL!から番組のフィロソフィをつめた書籍「SCHOOL OF LOCK!DAYS」が8年ぶりに登場!今回は、SOL!二代目校長であるとーやま校長に、元生徒として取材に伺ってきました!とーやま校長の生徒に対する想いや、8年間を振り返って印象に残った出来事、元生徒の20代の皆さんに向けた黒板メッセージまで、盛りだくさんでお送りします。

 

校長になった当初から、生徒たちと会話を弾ませることができたんですか?

とーやま校長
校長になった当初は、電話の向こうにいる生徒に「何かいいことを言わなければいけない」と思い込んでいて、多分そればっかり意識しちゃってたんですよ。それって結局「自分の得点を上げたいだけじゃないか」って、ある時それは全くの間違いだなと気が付いたんですよ。

いい人に見られたかった、ということですか?

とーやま校長
そうです。それに気が付いてからは、「いいこと言おう」なんてことは考えないようにしましたね。人生経験が豊富な訳でもなければ、家庭も特別裕福でもなく、貧乏でもなかった、一般的な家庭で過ごした僕が、SOL!の校長として生徒たちに「どう向き合えばいいんだろう」と常に考えていました。
今は、校長と生徒という間柄ですが、生徒たちのことを友達だと思って話しています。だから番組を放送しているというよりは、友達と話しに来ている感覚ですね。

例えば、友達が「今日学校休んだ」ってなったら「どうしたの?」って普通に聞けるじゃないですか。変にいいことを言おうとするのではなく、そういうことの方が大切だと思ったんですよね。

とーやま校長にもそんな時期が…。無理に言葉を選んでいると、会話が弾まなさそうですね。

とーやま校長
けっこういいことを言おうとしてた時期は長かったです。最初の2年くらいかな、「いいこと言おう」って考えに縛られてましたよ。その生徒に対して言っているように聞こえるかもしれないけど、別の方向を向いて話しているのと一緒ですからね。ずっと何か言わなきゃって焦ってました。

変わったきっかけは何だったんですか?

とーやま校長
当時は職員(番組スタッフ)の皆にも指摘いただいていて、ゲストの方にも本番中に正直に指摘されたこともありましたね。ただ、一番は東日本大震災が大きなきっかけだったかもしれません。
被災された方に対して、きれいごとは言えないですし、言ったところで「お前に何がわかるんだ」と一蹴されて終わりですからね。付け焼き刃のような会話で生徒とは話せない、話してはいけないんだなって痛感しましたね。

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ライター・カメラマン/宮脇雄士(うしお)

好きなものは映画、漫画、ファッション、カフェ!WIZOOM編集部のサブカル男子、ユウシです。
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