もう世界では定番の競技!フロアボールって何!?

2018 / 09 / 02
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日本フロアボール連盟 フロアボール部門統括 常務理事 加藤 宗一(かとう そういち)さん

皆さんはフロアボールを知っていますか?1970年代にスウェーデンで確立したスポーツで、現在では世界大会も開催されており、世界的に親しまれているスポーツです。日本国内でも、関東、東北に続き、東海リーグもこれから始まるそうです。少しずつ広がりを見せているフロアボール。今回は日本フロアボール連盟で統括を務める加藤さんに、フロアボールについて詳しく伺ってきました。

フロアボールってどんな競技なの!?

フロアボールとはいったいどんな競技なのですか?

加藤さん
スティックとボールを使って行うスポーツです。2チームに分かれて相手のゴールにボールを打ち込めば得点となります。フィールドプレイヤー5人、ゴールキーパー1人の計6人で競い合うスポーツです。フィールドプレイヤーはスティックを使いますが、ゴールキーパーは通常、手と足を使って相手からの得点を防ぎます。

スティックを使って球を打ち込むのはアイスホッケーに似ていますね。

加藤さん
確かに似ていますが、氷上でプレーするアイスホッケーとは違い、体育館などの屋内でプレーするので、小回りが効きやすく、スティックを使ったテクニックは迫力満点ですよ。また、ボールはアイスホッケーの硬いパックとは違い穴の開いた軽いプラスティック製のものなので、安全性が高いです。また、アイスホッケーは、コートが高いフェンスで囲われていますが、フロアボールは地上から高さ50センチの低い壁に囲まれています。コートの広さは、40m×20mで、これはバスケットボールのコート約2面分の大きさに相当します。
試合時間は1試合、20分×3ピリオドで行います。各ピリオド間には、10分間の休憩が設けられています。

コートが広い分、結構走りそうですね。

加藤さん
走りますよ(笑)。選手は全力で走ってます。ただフロアボールは試合中の交代は無制限で出来るので、全力で攻防をして疲れたら交代というのが頻繁にあります。全力プレーのスピード感や、選手の入れ替わりによってゲームの展開が非常に早いので、プレーしている側だけでなく、見ている側も盛り上がることが出来る競技なんですよ。

交代が無制限で出来るのは珍しいですね。交代のタイミングはいつでもいいんですか?

加藤さん
一度にコートに入る人数が6人を超えなければ、いつでも交代できます。交代も全力なので見てる側は面白いですよ。フロアボールはゲームが途切れることが少ないスポーツなので、明確な選手交代のタイミングは設けられていないんですよ。

ゲームが途切れることが少ないとはどういう意味ですか?

加藤さん
フロアボールは、サッカーやバスケットボールのように、ボールがコートアウトすることが滅多にありません。というのも、フロアボールはコートを囲んでいる壁を使うこともできるんです。壁にワザと当てて跳ね返りを利用するテクニックもあるくらいですからね。
だからボールがアウトするような、わかり易いミスがないので、初心者でもルールとスティックの使い方さえ覚えるだけで、すぐに試合を楽しむことができるはフロアボールの魅力かもしれません。

ミスをして落ち込んでしまう心配がないのは初心者にとつては嬉しいですね(笑)。

加藤さん
確かにそうかもしれませんね。ミスに見えるようなプレーも壁に弾かれてナイスプレーに変わることだってあります。ボールも軽く、打たずにスティックで転がしながら運ぶことがでできるので、小さいお子さまからも人気なんですよ。

え、小さい子どもたちが広いコートを駆け巡るのですか!?

加藤さん
フロアボールのコートはお子さまにとって広すぎるかもしれませんが、実はフロアボールの規模感を小さくした「ネオホッケー」という競技があり、レクリエーション競技として小さい幼児から、学生、親世代まで幅広く楽しまれています。
実は国内では、フロアボールより狭い面積で行える、ネオホッケーの方が盛んなんです。

国内においてはレクリエーションとして楽しまれて方が多いんですね!

加藤さん
そうかもしれません。レクリエーションとしては既に普及をしているんですが、連盟ではフロアボールとネオホッケーの二つの競技の普及に努めています。

どういうことですか?

加藤さん
フロアボールを競技としてプレーしている方が少ないんです。フロアボールは2020年の東京オリンピックでは追加種目にもノミネートされる程、世界的に見るとメジャーなスポーツなんですが、まだまだ日本国内ではマイナーの域を出ていない競技なんですよ。
ネオホッケーの方が場所を確保しやすいということは普及しづらい原因としては考えられますが、世界68か国で親しまれていて、世界大会も開催されるスポーツです。日本国内でも競技として普及してほしいものです。

フロアボールを始めよう!

フロアボールを始めたくなったらどうすればいいですか?

加藤さん
日本フロアボール連盟にご連絡いただければ、通いやすそうなクラブチームを調べて、代表者を紹介することができます。気軽にご連絡ください。
夜に活動をしているクラブチームも多いので、会社が終わった後にも参加できますよ。ねらい目は人数の少ないクラブチームです(笑)。すぐに試合に出場できるかもしれませんよ!

道具がなくても始められますか?

加藤さん
無くても大丈夫です。体育館で動きやすいような運動靴だけ持ってきてくれれば、スティックやボールは貸してもらえます。本格的に始めたくて、スティックを買うにしても3000~5000円で購入できるものも沢山ありますよ。
ルールさえ覚えてしまえば、誰でも簡単に試合をすることができますので、まずは気軽に参加してみてください。

取材を終えて

日本ではマイナーかもしれませんが、世界で親しみが深いスポーツということだけあり、世界大会やアジア大会などの国際試合は頻繁に開催されているようです。国内で注目されて話題になりすぎる前に、いち早く世界のトレンドスポーツ、フロアボールを始めてみてはいかがでしょうか。

【今回お話を伺ったのは】
日本フロアボール連盟(フロアボール部門統括)加藤 宗一さん
所在地 〒104-0032 東京都中央区八丁堀 4-12-4-509
電話番号 03-3552-2058
日本フロアボール連盟の公式サイトはこちら
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