蚊に刺される理由はこれだ!あなたもついついやっている、蚊に優しいこと。

2018 / 08 / 05
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アース製薬株式会社 マーケティング総合企画本部 ブランドマーケティング部 ブランドマネージャー 渡辺 優一(ワタナベ ユウイチ)さん

蚊は、1億5千万年前から地球上に存在するといわれています。毎年暖かくなってくると、蚊が発生し、その度に人々は対策を強いられてきました。なぜ蚊は血を吸うのか、刺にさされる理由から、おすすめの対策方法まで、蚊対策のプロ、アース製薬株式会社の渡辺さんにお話を伺ってきました。

蚊はミヂカに潜んでいる!

蚊が発生する原因について教えてください。

渡辺さん
蚊の発生は、気温と湿度に大きく影響します。気温は25℃を超えると動きが活発になり、30℃を上回ると弱ってきます。気温が高い夏場の日中は日陰に潜んでいることが多いです。公園の木陰などには潜んでいる可能性が高いです。湿度は、60~80%で動きが活発になります。夏の夕方から夜にかけて蚊が発生しやすいのは、気温や湿度が原因です。対照的に冬は空気が乾燥していて、気温も低いので、蚊の種類にもよりますが、成虫のまま比較的暖かい場所で生息し続けたり、卵の状態で冬を越したりします。春を迎えて気温が20℃を超えてくると活動を再開します。

そもそも、なぜ蚊は血を吸うのですか?

渡辺さん
産卵のために必要な養分を摂取する際に、蚊は血を吸います。蚊は食事として血を吸っているのではないので、メスしか血を吸わないんです。オスは主に植物の汁や水を摂取して生活しています。

メスしか血を吸わないんですね!なぜ蚊に刺されるとかゆくなるんですか?

渡辺さん
蚊は刺した後ストローのようなもので、血を吸います。蚊の唾液には血液を固まらせない成分が含まれていて、吸いやすくするために人の体内に唾液を入れます。その成分が体内に入ったときのアレルギー反応がかゆみの原因です。アレルギーの反応には個人差があるので、すぐにかゆみが引く人もいれば、長引くひともいます。

蚊に刺されたことで、病気に繋がることもありますよね。

渡辺さん
時には、恐ろしい病気に発展することもあります。日本でよくみられるヤブカの代表種ヒトスジシマカはデング熱やジカ熱を媒介します。

蚊に刺される理由

蚊が寄ってくる理由を教えてください。

①二酸化炭素

渡辺さん
人の呼吸です。蚊は二酸化炭素を検知して、寄ってくるという習性があります。ドライアイスを設置して観察をしていると、ドライアイスに蚊が向かっていくという結果があります。

②熱

渡辺さん
蚊は熱を感知します。比較的温度が高いほうに寄っていきやすいので、体温が高い人は気を付けたほうが良いかもしれません。

③暗い色

渡辺さん
蚊はあまり目が良くはないので、細かい色の識別は出来ませんが、色の明暗は感知します。白い服を着ている人と、黒い服を着ている人を並べてみると、黒い服を着ている人の方に蚊は寄ってきます。長袖を着てなるべく蚊に刺されないような対策はもちろんですが、その他にもなるべく暗めの色の服を避けることも大切です。

④汗

渡辺さん
汗の匂いに蚊は敏感です。汗をかいてそのまま放置しておくと蚊を寄せ付ける原因になります。なるべく匂いを発しない為にも、こまめに汗は拭きとりましょう。

これらが、蚊に刺される4大要素とされています。

蚊に刺されやすい箇所を教えてください。

渡辺さん
足元は汗をかきやすく、体温が上がりやすいので刺されやすいです。耳の後ろや首は、体温が上がりやすいので気を付けましょう。その他にも、お酒を飲んだ時は体温も上がり、代謝が活発になり汗もかきます。特にビールは炭酸ガスが含まれるので、呼気の二酸化炭素量も増えますので、蚊が寄ってきやすくなります。

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