誰もが一度はお世話になったことがある、あの「まとまるくん」の会社は、遊び心に溢れすぎている商品を作っていたんです。

2018 / 07 / 29
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ヒノデワシ株式会社 製品開発部 企画・技術課 課長 吉田晋作(よしだしんさく)さん

皆さんが必ず一度はお世話になったことのあるあの「まとまるくん消しゴム」。消しカスがまとまることが画期的に小さなころは感じていました。そんなまとまるくんを製造しているヒノデワシ株式会社が、消しゴムハンコ専用の消しゴムを出していることはご存知でしたか?
今回は、ヒノデワシで製品開発部 企画・技術課 課長 吉田晋作さんにお話をお伺いしました。

あの、まとまるくんはどうやって誕生したの?

ヒノデワシからまとまるくんはどのように誕生したのですか?

吉田さん
ヒノデワシは1919年に創業で、来年で100周年なんです。もともとはゴム製品の製造をしており、昭和初期に消しゴムの製造を始めました。いわゆる砂消しといわれる、ボールペンの字を消す時に利用していた消しゴムです。そんな中で1951年にヒノデワシゴム工業株式会社は設立されました。1967年に天然ゴムを使った消しゴムから、プラスチック字消しの製品を作るように、時代とともに変わっていきました。

まとまるくんはいつから作り始めたのですか?

吉田さん
まとまるくんは今から32年前の、1986年に製造し始めました。「消しくずが散らからずにまとまる」のキャッチフレーズで、今でも多くの方にお使いいただいています。
まとまるくんやその他の商品の企画やパッケージのデザインは、主に製品開発部が担当していていますが、社内の営業なども一緒に考えて企画しています。消しゴムのパッケージはとても大切なのですが、意外と大きさや形も大切で、小さい形から細長い形まで、使いやすさにこだわって企画しています。

今人気の商品はありますか?

吉田さん
今は「はらぺこフレーバー」の商品がご好評いただいています。中身が分からないようになっていることと、めずらしいフレーバーを使っている事もあり、売り切れも出ています。
年に新商品は年5~6点出るので、これから出る商品も楽しみにしていてください。

消しゴムの新しい楽しみ方

消しゴムハンコ専用の消しゴムはどんなきっかけで作り始めましたか?

吉田さん
消しゴムはんこ専用の消しゴム「はんけしくん」は、1995年から製造を開始しています。ナンシー関さんという消しゴムハンコ作家さんをご存知ですか?消しゴムハンコ専用の消しゴムはナンシー関さんからお声がけをいただき作ることになりました。監修をしていただき「はんけしくん」を販売し始めたのが1995年です。
ナンシー関さんからお声がけがなければ、はんけしくんは誕生していなかったかもしれないですね。
基本的な材料はまとまるくんと一緒ですが、配合を変えていて、掘りやすい硬さだったり、大きさにも監修をいただいています。基本的には、はがきに押すことを前提として作っているので、はがきの半分のサイズ、1/4のサイズなどで作っています。
今ではヒノデワシでも、津久井智子さん、こまけいこさんなどといった、作家さんとコラボ商品も展開していて、ご好評いただいています。

消しゴムはんこの魅力は何だと思いますか?

吉田さん
なんといっても、作る方の発想力で絵柄が生まれるところだと思います。決まりは無いので、その方のテイストで何でも掘れてしまいます。ヒノデワシでコラボ商品を作っている作家さんも、皆さん違ったテイストの作品を作っていますし、個性を出して作品を作れると思います。
毎月、浅草橋でワークショップを行っていて、作家さんが直接教えてくださるので、初めての方でも楽しめると思います。
多少失敗しても味になりますし、図案がプリントされている商品もあります。
掘って終わりではなく、押すことも楽しいと思うのでぜひたくさんの作品を作って、押して、楽しんでほしいと思います。

次のページではヒノデワシの消しゴムを作っている工場に潜入した様子をご紹介します!
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