【夏のイベント】年に一度、「新宿が沖縄になる日」がある!?

2018 / 07 / 17
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新宿エイサーまつり運営事務局 松山 堅一さん

皆さんは伝統芸能と聞くとどのような印象をもちますか?日本には、様々な伝統芸能と呼ばれるものがありますよね。演劇や音楽、舞踊など、伝統的な芸能は古くから様々な方法で現代に伝わっています。その中でも、編集部は沖縄県発祥の「エイサー」に編集部は注目してみました!今回は、東京・新宿で開催されている「新宿エイサーまつり」について、運営を務められている松山 堅一(まつやま けんいち)さんにお話をお伺いしてきました!

エイサーとは……
エイサーとは、旧盆の最終日(旧暦7月15日)に行われる、祖先をあの世へ送り出す沖縄発祥の念仏踊りのこと。沖縄のお盆は、旧暦の7月13日から7月15日の3日間で行なわれ、祖先崇拝の強い沖縄では、お盆はとても大事な行事の一つとなっている。
(出典:新宿エイサーまつりホームページ エイサーについて  http://www.shinjuku-eisa.com/about/index.html

沖縄料理屋のイベントからすべては始まった

新宿でエイサー祭りが始まった経緯について教えてください。

松山さん
2002年、新宿の各商店街組合の役員が「新宿エイサーまつり実行委員会」を発足してその年の7月末に開催されたのが、新宿エイサーまつりです。
元々、新宿には沖縄料理屋のお店が多数展開されていて、新宿の東口界隈では約30店舗ほどありました。その中の一店舗がイベントとして、店頭でエイサーを披露していたのを商店街役員がたまたま見かけたそうです。そこでその役員が「活気あふれるエイサーは新宿の街に最も相応しいのではないか」ということで、新宿の様々な商店街組合に声をかけて、イベントにしようということで始まりました。

新宿エイサーまつり実行委員会・定例会の様子

みんなが良いと思うことを率先して行っている

運営をする上で苦労などはありますか?

松山さん
私自身が運営自体に関わったのは、今から約10年前なのですが、引き継いでから1年目は見よう見まねでやっていたので右も左もわからず苦労しました。しかし、回を重ねるごとに、運営に携わってくれているさまざまな人が協力してくださっています。当日は新宿という地域全体でイベントを行うので、すべてを一度に把握することはできないですが、それぞれの持ち場で判断して、実行してくださっているので、ものすごく助かっています。

会場に「打ち水」をするスタッフの様子

エイサーの力強さが元気を与えてくれる

エイサーの魅力はなにですか?

松山さん
なんといっても力強い踊りではないでしょうか。エイサーのチームには小学生から、お年寄りの方まで幅広い年齢の方が踊っています。踊り子の方が、汗をかいて必死になって踊っているのをみると、心に刺さるものはありますね。音楽でもそうだと思うのですが、実際に洋楽の歌詞が意味わからなくても、必死でコンサートで歌っている歌手がいるとなにか心に刺さりますよね。私自身も落ち込んだ時に時にエイサーを見て元気をもらうことがありました。

松山さん
2011年に東日本大震災があった年は、イベント関連は自粛をするという雰囲気が漂っていました。そこで、「まずは東京にいる自分たちが元気にならないとだめだろう!」という想いから関東近郊のエイサーチームに声がけをしてチャリティイベントを開催しました。大々的には開催できなかったので小さな通りで開催したのですが、その際もエイサーが持っている力強さを感じることができました。

新宿通りを封鎖しての大規模な演舞!

新宿エイサーまつりの見どころを教えてください!

松山さん
なんといっても新宿通りをエイサーチームが埋め尽くしての演舞の風景が見どころです。新宿で道路を封鎖して行うお祭りははこの新宿エイサーまつりが唯一といっていいぐらいで、毎年出場してくれるエイサーチームも楽しみにしていただいています。各地域でエイサーは行っていますが、踊り子の方も、新宿通りで踊るとより注目されるし、踊っていても気持ちがいいという声を頂きます。

新宿エイサーまつりの演舞会場「新宿アルタ前」の様子

松山さん
また、各会場のフィナーレでは、観客の方も巻き込んで一緒に「カチャーシー」という、自由に踊れるエイサーを踊ります。そこでは、今まで見るだけであったエイサーを踊り子と一緒に味わって、実体験することができるのですごく楽しいと思います。最初踊るのはものすごく恥ずかしいと思いますが、一度踊るとエイサーの魅力にはまってしまいますよ(笑)。

もっと多くの人に新宿エイサーの魅力を伝えたい

今後、新宿エイサーまつりの魅力をどのように発信していきたいですか?

松山さん
もっといろんな方に新宿エイサーまつりを知っていただきたいので、様々なものとコラボしたいと考えています。エイサー自体、名前は聞いたことあるけど生で見たことがないという方が多いので、いかに来場してもらえるかを考えながら、常に新しいものをこのエイサーを通じて生み出していきたいと考えいます。

とにかく見て、触れて体感をしてほしい

新宿エイサーまつりをどのような方に来てほしいですか?

松山さん
私自身エイサーから元気をもらったという体験から、ちょっと元気が欲しいなという人に来てほしいですね。様々な国籍や性別、年齢層が違う方が必死で踊っている姿を一度見にきて、明日の自分の活力にしていただきたいです。
エイサーが目的ではなくても、沖縄の食文化、歌など様々な魅力を堪能できるコンテンツも当日は用意しています。

松山さん
いままで、買い物や食事だけを目的に立ち寄っていた新宿も、年に一度「新宿が沖縄になる日」をとにかく、見て触れて体感してほしいと思います。
ぜひみなさん、新宿エイサーまつりにお越しください!

取材を終えて

私自身、新宿は買い物に行ったとしても、店舗と店舗の移動だけで、外にでて立ち止まってイベントを見るということはあまりしませんでした。今回、新宿エイサーまつりの魅力についてお教えいただいたので、今年の夏は足をのばして、エイサー祭りに参加してみようと思います!ぜひ、みなさんも一番暑い夏に、熱いエイサー祭りを体感してみてください!

【今回お話を伺ったのは】
新宿エイサーまつり運営事務局 松山 堅一さん
【事務局概要】
新宿エイサーまつり運営事務局
所在地 〒150-0021 東京都渋谷区恵比寿西1-29-5 代官山TYKビル2F(スタジオファン内)
電話 03-6681-4858
新宿エイサーまつり 公式ホームページはこちら
新宿エイサーまつり フェイスブックページはこちら
新宿エイサーまつり ツイッターはこちら
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