「記事を通じて、社会問題を発信したい」20代編集長が想う願いとは。

2018 / 07 / 25
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株式会社オルタナ 「オルタナS」編集長 池田 真隆

日々を過ごしている中で、気になる仕事や企業などはありませんか?しかし、なかなか働いている方のリアルな声って聴けなかったりするものです。そこでWIZOOM編集部が、突撃取材をして様々な企業で働いている方のリアルな声を聴いてきました!今回インタビューに答えてくれたのは、若者による社会変革を応援するソーシャルメディア「オルタナS」の編集長・池田 真隆(いけだ まさたか)さんに、お話をお伺いしてきました!

池田真隆さんプロフィール
1989年2月22日生まれ。立教大学文学部文芸思想学科卒。
2011年、大学4年生の時にインターンとしてオルタナSに関わり、卒業と同時に株式会社オルタナに入社。
現在、編集長として日々、若者による社会変革を応援するために記事発信に奮闘している。

若いうちから社会的責任について知ってほしい

オルタナSについての概要を教えて下さい

池田さん
オルタナSを運営している会社の株式会社オルタナは、CSRという企業の社会的責任に特化しているビジネス雑誌を発行している会社です。その中でも若い社会人や、学生向けにソーシャルな情報を伝えようということで2011年3月に「オルタナS」が出来ました。Sは「Student(学生)」と「Social(社会)」の頭文字からとっています。

CSRとは…
①「社会的課題の解決」と「(自社の売上高や利益など)経営的成果」の両方を目的としていること。
②企業内で完結せず、サプライチェーン全体はもとより、専門家、大学やNGO/NPOなどさまざまな外部他者(マルチステークホルダー)との取り組みであること。
③これらの取り組みを通じて、企業が自社のファンや「未来の顧客」を創造し、企業価値やブランド価値を高めていけるものであること。
(出典:「CSRtoday」CSRとは?https://www.csr-today.biz/exam/about

池田さん
元々、トヨタ自動車のマーケティング会社である「株式会社デルフィス」との社内ベンチャープログラムで始まりました。トヨタ自動車は以前から、車を若い人に訴求してきたいと思っていたのですが、どのように訴求をしていこいうかということを考えていた時に、マーケティングの結果から購入動機の一つに「エコ」というものがありました。今まで、エコと消費が対極だと思われていた概念が、実は相通ずるものがないかと思い、若いうちからエシカル消費の背景を伝えたらいいのではないかと思い、立ち上がりました。

しっかりと深く取材することで、読者に確実な情報を伝える

オルタナSの記事はどのようなものが多いですか?

池田さん
会社の代表が、元々新聞記者であったというところからジャーナリズムの視点からみた記事が多いです。メディアとしては日に記事を100本出している中、オルタナSでは一日にだせて3本ほどしか出せません。理由としては、しっかりと深い取材をすることで、読者の人にもきちんとした確実な情報をお送りしたいという想いがあります。
なので、効率を考える悪いかもしれませんが、ある種深く取材をして、伝えるということは自分たちの強みにもなっています。

東日本大震災が、編集者としての道にすすむきっかけ

オルタナに関わるようになったきっかけを教えてください

池田さん
オルタナには2010年、大学2年生の時に出会いました。もともとフットサル大会を企画して、そこで得た収益金をカンボジアに支援をするという学生団体を友達が運営していて、その活動に協力していました。その企画の一環で、カンボジアにコートを作ろうと思い、フットサルボールを自分達でペイントをして販売をし、売り上げを寄付しようと考えていました。
しかし、思うように売り上げが伸びずに悩んでいた時に、どこかメディアに取材をしてもらい広報してもらおうという考えから、様々な媒体を探していたところオルタナが取材をしてくれることになりました。それが私とオルタナの出会いのきっかけです。

池田さん
オルタナとの出会いのきっかけから、オルタナSの存在を知り、記事を書いてみないかというお誘いを頂きました。私自身、大学では、小説や詩などを通じて表現をする文芸思想学科に通っていたということもあり、興味があったのでオルタナSに関わり始めました。オルタナSが出来たのは2011年の3月でちょうど東日本大震災の時です。
当時、私は就職活動をしている最中だったのですが、震災がきっかけで同級生は「東北に移住をして復興支援をする」といった、仕事の在り方を考える人が周りにたくさんいました。そこで私自身も記事を書いて、何か発信をすることで支援ができないかと思い、そのままオルタナへの入社を決めました。

元々、文章を書くということに興味があったのですか?

池田さん
昔から、文章を書くということには興味がありました。大学時代に専攻していた、文芸思想学科は文学部の中でも少し珍しい学科だと思います。普通の授業でも場所・人数・性別などのシチュエーションなどを渡されて、それを小説にするなど、本当に特殊でしたね(笑)。
しかし、授業を通して文章の書き方などを学ぶことができたので、今でも活かされていることですし、なによりオルタナに入社を決めたのも取材をして、現場で見たもの学んだものを小説にしたいということもきっかけの一つにあります。

いかに読者にわかりやすく伝える

実際に、編集者として学んだことはなにかありますか?

池田さん
最近実感しているのが、専門用語や難しい言葉を使って、記事を執筆するとあまり伝わらないということです。難しい用語ばかり使ってしまうと、理解できる人には理解できるけど、理解できる人には理解できないという偏りが生まれてしまいます。そのようにならない為に、「カレーライスを汁掛ライス」と表現するような、専門用語や熟語を使わずに文章を書く練習をして、多くの人に理解をしてもらえるような文章作りを心掛けています。

次ページでは、池田さんの今後の展望についてお伺いしました!

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