「マイナー競技を広めていきたい」日本代表選手の想いに迫ってみた!

2018 / 07 / 01
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コーフボール日本代表 安齋 由紀さん

皆さんはマイナー競技と聞くとどのようなイメージを持たれるでしょうか?マイナー競技と言われていたものも、オリンピック競技になったり、オリンピックがきっかけで競技人口が伸びていつしかみんなが知っているメジャーな競技になっていたりするものです。今回は、東京オリンピックの追加候補種目にもなった「コーフボール」で日本代表として第一線で活躍されている安齋 由紀(あんざい ゆき)さんにコーフボールに出会ったきっかけから、将来の展望についてお話をお伺いしてきました!

安齋由紀さん プロフィール
神奈川県生まれ。大学在学中は、部活動で女子サッカー部に所属し日々の部活に励む。2013年に大学卒業後、JICA(独立行政法人国際協力機構)の青年海外協力隊として2年間ウズベキスタンでボランティア活動行う。その後日本に帰国。現在はコーフボールクラブである「コーフボールクラブ東京」のメンバーでもあり、コーフボール日本代表として日々奮闘している。

コーフボールとは…
コーフボールの最終目標は高さ3.5mの高さにあるコーフ(korf:オランダ語で籠)にボールを入れる、チームスポーツ。そもそもコーフボールはオランダでうまれたスポーツで、そのルールには、男女差や身長差を埋める工夫がルールにちりばめられていて、老若男女問わず楽しめるスポーツとなっている。(出典:コーフボールクラブ東京公式サイト)
コーフボールクラブ東京 公式サイトこちら

コーフボールとの出会いはツイッターから

コーフボールに出会ったきっかけを教えてください

安齋さん
大学を卒業してから2年くらい経って、コーフボールに出会いました。コーフボールに出会ったきっかけは本当にたまたまで、何か新しくスポーツを始めたいなと思っているときにツイッターのタイムラインで流れてきたのがきっかけです(笑)。今のツイッターの機能で、フォローをしている人が「いいね」をしたものも「〇〇さんがいいねをしました」という形で自分のタイムラインに流れてくるのですが、その投稿をきっかけにこの競技はおもしろそうと思いすぐにチームを探して練習に参加をしました。

新しいスポーツを始めたいと思ったきっかけは何ですか?

安齋さん
小さい時から体を動かすということがすごく好きでした。小学生から高校生までの約9年間はバスケットボールをしていて、大学生に入ってからサッカーを始めて、在学中の最初の2年間はクラブチームに残りの2年間は大学の部活動にはいってサッカーをしていました。就職活動をしている時に、セミプロの道を考えたのですが、あきらめて2年間海外でボランティア活動をする選択肢を選びました。日本に帰ってきてからセミプロに道を再度考えたのですが能力・技術・体力を考えたときにバスケットボールやサッカーでは厳しいと思い、そこで新しいスポーツを始めようと思いました。

高校から大学になるときも、行うスポーツを変えたんですね

安齋さん
もともとサッカーをしたかったのですが、高校の進学先に女子サッカー部がなかった為に仕方なく中学生まで行っていたバスケットボールを続けることにしました。部活の練習がすごくつらかったことが記憶に残っています。しかし自分の性格上、中途半端に投げ出すということが嫌いなので途中で逃げ出さずに3年生の引退するときまでやり遂げました。結果としては神奈川県でベスト16でした。終わった瞬間に「次はやりたかったサッカーをやろう!」という意識がすぐに芽生えて、サッカーの練習を始めました。

スポーツを世界に広めるためにウズベキスタンへ

なぜ大学卒業後、海外に行く選択をされたのですか?

安齋さん
海外に興味があり、ボランティアにも興味がありました。ボランティアに興味を持ったのは大学2年生の時です。その時に、東日本大震災が起きて大学生だからこそ、時間もあるし行かなくてはいけないという使命感がありました。就職活動になった時も絶対に海外に行きたいと思っていなくて、将来の選択肢の一つとして青年海外協力隊の試験に挑戦したら合格したのでそこで海外に行く選択をしました。

青年海外協力隊ではどのようなことを行ったのですか?

安齋さん
社会人経験がなく、特別の資格もなし、さらにはスポーツに関わる活動ができる国がウズベキスタンしかなかったため自動的にウズベキスタンに配属することが確定しました。活動としては体育授業のサポートや、放課後のクラブ活動に関わって現地の子供たちにスポーツを教える活動を行っていました。

安齋さん
ウズベキスタンでの経験は、自分自身に改めてスポーツの面白さを認識させてくれました。就職活動の時、青年海外協力隊の活動を選択したことは何も後悔していませんし、一層自分の中でスポーツ競技の一線で活躍したいという想いが強くなりました。

日本代表としてコーフボールを広めていきたい

今後、どのような道を歩んでいきたいですか?

安齋さん
日本代表としてコーフボールの第一線で活躍しながら、競技人口を増やすために普及活動も同時にしてきたいと思います。コーフボール発祥の地であるオランダでは、小学生から部活動として行ってたり、アジアの区域で見ると香港や台湾でも中学生の部活動として取り上げられています。日本ではまだ知名度が少ないということで、この小さい時からコーフボールに触れる機会の少なさが、世界ランキングなどの強さにも比例していると考えています。なので頻繁に体験会を開催したりしてコーフボールの普及にも力を入れていきたいですね。

同世代である20代に一言メッセージをお願いします!

安齋さん
コーフボールは男女混合かつ対等にプレーができる唯一の競技だと思います。チームに参加している人はサラリーマンや主婦の方など様々な方がいらっしゃってスポーツが苦手な人も参加しています。私の所属しているコーフボール東京では体験会も開催しているので気軽に参加してみて下さい!

取材を終えて

今回安齋さんのお話を聞いて、競技人口の少ないマイナー競技での日本代表だからこそ、選手としてただプレーするだけではなく、その先の未来のことも見据えながら競技に励んでいるということがわかりました。スポーツに関して「百聞は一見に如かず」だと私は思います。メジャー競技だけではなく、マイナー競技にも目を向けてみて興味が持てるスポーツを見つけてみてはいかがでしょうか!

【今回お話を伺ったのは】
コーフボールクラブ東京 コーフボール日本代表 安齋由紀さん
【チーム概要】
コーフボールクラブ東京
拠点地 東京都小平市
コーフボールクラブ東京 公式サイトはこちら
コーフボールクラブ東京 ツイッターはこちら
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