【20代社会人必見!】頭の中の整理をするためには「手書き」が大事

2018 / 06 / 29
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株式会社ほたか カキモリ 代表取締役 広瀬 琢磨さん

皆さんは最近「書くこと」に触れていますか?
メール・LINE・SNSなど、コミュニケーションのデジタル化が発達している昨今、手書きのはがきや便箋といったアナログな文化の美しさが、いま再び見直されてきています。
しかし、手書きよりパソコンやスマホで文字を打ったほうが便利だと思いますよね?
「手書き」の大事さはなんだろう。そう思った編集部は、"書くこと"の大事さを伝えている文房具店「カキモリ」(東京・蔵前)の代表、広瀬琢磨さんにお話しを伺ってきました!

広瀬 琢磨さん プロフィール
【役職】
株式会社ほたか 代表取締役
【経歴】
1980年群馬県高崎市生まれ。大学卒業後、外資系の医療機器メーカーに就職。2006年、実家の家業が現在の株式会社ほたかを子会社化したことがきっかけで入社。その年に代表取締役に就任。2010年に「たのしく、書く人」をコンセプトにした「カキモリ」を東京・蔵前にオープン。2017年11月、店舗をリニューアルし、現在に至る。

手書きは、その場の空気感も閉じ込めることができる

手書きの魅力を教えてください

広瀬さん
手書きで書いたノートや便箋などには、紙にしかできないことがあるんです。それは「書いた時の空気感を一緒に閉じ込める」ことです。文字が乱れていると、少しもやもやしたことがあったのかなとか。5年後、自分のノートを開いた時に空気感を味合うことが出来るのは、手書きでのこした紙にしか感じることができない思います。

広瀬さん
この「空気感を味わう」ということが、手書き(アナログ)で感じることができる特別感だと思います。
例えば、好きな人とやりとりをしたメールを、プリントアウトして読み返すことと、手書きでやりとりした手紙を読み返すことでは同じ文章であっても感じる感覚は違いますよね。手紙の方が、相手の表情や声色といったそのときの空気感を感じることができるのではないでしょうか。
さらに、手紙は昔のものを残しておけるというメリットもあります。そのままアーカイブしていけるのはアナログの強みではないのでしょうか。きちんとアーカイブされていて、形として残しておくことが大事です。
そういった価値が今大事であるということは、デジタル世代で生まれ育った若い人の方がむしろ、私達の世代に比べて感覚的に感じているのではないのでしょうか。

広瀬さん
今、日本だけではなく、世界中でも手書きの重要性に気づき始めているということが起こっています。アメリカで大規模なペンの見本市があるのですが、そこでは、IT企業に勤めている役員クラスの人がペンを買っていきます。その姿を目の当たりにすると、デジタルに強い人ほど、アナログなものに飢えているのかなと思います。

自分の中に立ち返る癖をつけよう

なぜ手書きをすることが大事なのですか?

広瀬さん
一日中パソコンやスマートフォンを触っている環境にあると、いろんな情報が自分の中に入ってきます。そしてその処理をするだけで一日の仕事が終わってしまうことがあります。
しかし、本当に大切なのは、自分の頭の中を「整理して・考え・アイデアを生み出していくこと」だと思います。その為に必要なことは、パソコンやスマートフォンといったデジタル上で書き出すのではなく、自分の手で、自分の文字をノートに書き込むこと、残していくこと。情報を整理する、まとめる、そこから新しい情報を見つける。
そんなときには、自分の手で文字を書くことがとても効果的なんですよ。

広瀬さん
頭の中にあるたくさんの情報を、整理すること、リセットすることは、ものすごく大事です。
情報がありふれているからこそ、流されずに自分の軸をしっかりすることは、若いうちから身につけておくと、将来すごく楽になると思います。私も仕事が忙しいと、つい情報を手書きで整理をせずに失敗することがあります。そんなときに一層「手で文字を書く」ことが大事だと実感しますね。

かっこいい大人になってみませんか?

書くことの楽しさを20代にどう伝えたいですか?

広瀬さん
『スターバックスで、パソコンを広げて仕事をする』
たしかにオシャレではあるんですが、もう少し大人になったら、こんな楽しみ方もしてみてほしいんです。
自分の地元や、会社の周りにあるお気に入りの喫茶店を探してみて、定位置を見つけてください。僕の経験上にはなるんですが、こぢんまりとした喫茶店の雰囲気にパソコンは似合わないなということがわかります(笑)。お気に入りの喫茶店で、ノートとか手帳で文字を書き出す時間、自分に立ち返る時間を持っておく癖をつけておいてほしいですね。
見た目もそうですが、その自分の立ち返ることができている姿はかっこいいと思います。そのような大人の真似もしてほしいですね。
自分をたち返るところまで満たしていると、なにか新しいものが生み出せると思います。
生み出すものとして、そのアイデアを書き留めて見直せるようにする為にも、手で書くということをしてほしいです。

取材を終えて

今この記事を書いてるのもパソコンですし、会社の人とのやり取りもすべてデジタル機器で行っているので、一日中情報に囲まれています。その中で少しの時間をみつけて、ペンとノートをもって何かアイデアを書き留めておくということは、頭の中もリセットされて、スッキリするのかもしれません。
記事を読んでいる皆さんも、お気に入りのペンとノートで手で文字を書いて頭をすっきりさせてみませんか?

【今回お話を伺ったのは】
株式会社ほたか カキモリ 代表取締役 広瀬琢磨さん
【店舗概要】
カキモリ蔵前
所在地 〒111-0055 東京都台東区三筋1-6-2
営業時間 11:00~19:00
定休日 月曜日(祝前日の場合はオープン)
カキモリ 公式サイトはこちら
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