まずは自分で動き出そう!フリーランスカメラマンが伝える、自分の世界の広げ方

2018 / 06 / 02
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フリーランスカメラマン 石井 一嘉さん

皆さんは『フリーランス』として働くことについてどう思いますか?「自分に合った働き方ができる」「好きなことを仕事にできそう」といったプラスのイメージから「大変そう」「まずは企業に勤めてスキルアップする必要があるんじゃないか」など…様々な考えがあるかと思います。
実際にフリーランスとして活動していらっしゃる方は、どんな人なんでしょう?大学卒業後フリーランスカメラマンとして活動していらっしゃる方に、現在の活動やフリーランスになるまでの経緯についてお話を伺ってきました!

石井 一嘉(いしい かずよし)さん
23歳
デジタルハリウッド大学卒業
大学4年生の時に「自分のやりたいことで仕事をしたい」という思いから内定を断り、フリーランスカメラマンになる

被写体の理想を実現する撮影を

現在、どういった活動をされていますか?

石井さん
現在はファーストフード店のアルバイトをしながらカメラマンとしての活動をしています。
被写体は主にコスプレイヤーさんを撮影しています。コスプレイヤーさんと個人的なやり取りが多いので「この日、何時から、この値段で撮影してください」といった申し込みを受けて仕事をしています。また、コスプレイベントでのステージカメラマンとしても活動しています。

撮影の際にポーズは石井さんから指定するのですか?

石井さん
スタジオ撮影するコスプレイヤーさんのほとんどはキャラの予習をしてきてくださります。なので撮りたい写真の構図やポーズのイメージができていたり「この画像と同じ写真を撮りたい」といった要望も言ってくださります。
なので基本的に僕はポーズの指定はあまりせず、コスプレイヤーさんの要望の中で「こうした方が綺麗に再現できる」といったことを提案させていただいています。

その他に活動はされていますか?

石井さん
コスプレイヤーだけでなく、俳優を目指していらっしゃる方のプロフィール画像の撮影もさせていただいています。基本的には人を撮影することが大半ですが、依頼によってはHPに使う店舗の写真を撮影なんかもさせていただいています。

撮影の依頼は基本的に全て受けているんですね!

石井さん
そうですね。普段コスプレイヤーを撮影させていただいていることもあって、人を撮影してほしいという依頼が多いですね。しかしカメラマンとしての経験を積むためにも、物や景色の撮影依頼も受けています。

現在定期的に行っている活動はありますか?

石井さん
主に2つあります。1つは、コスプレ文化を盛り上げるためのイベント『アキコス』で、イベントの様子や出演されるコスプレイヤーさんを撮影をさせていただいています。
日本ではコスプレという文化自体はあるものの、コスプレをして何かパフォーマンスをすることはまだ下火の状態なんです。秋葉原での通り魔事件をきっかけに、今では秋葉原でコスプレをして歩くこともできなくなってしまいました。『アキコス』では、日本のコスプレ文化をもっと盛り上げよう!という思いのもと、コスプレイヤーによるパフォーマンスイベントを開催しています。

『アキコス』とは
秋葉原にコスプレ文化を復活させることを目的とし、月に1度秋葉原に有志が集い開催する
コスプレパフォーマンスイベント。『アキコス』公式サイト はこちら

石井さん
もう1つの活動として、『ねとらぼ』のカメラマンとしてお仕事をいただいています。その中で最も印象的だったのは、数年前に某有名女優さんを撮影させていただいたこと。普段から人を撮影しているとはいえ、初めて芸能人を撮影させていただいたのでとても緊張したのを今でも覚えています。カメラマンとして大きく成長できた、貴重な撮影だと思っています。

『ねとらぼ』とは
国内外問わず、ネット上で話題になっているニュースを幅広いジャンルで発信するサイト。
今気になる、人に話したい旬のニュースが盛りだくさん。

その後、『ねとらぼ』の仕事としてオスカープロモーション所属のタレントさんの晴れ着姿を撮影させていただきました。
石井さんが撮影した『ねとらぼ』記事
「オスカー美女が恒例の晴れ着披露 藤田ニコルは“ヤバい”今年の一文字明かす」

え!?私この記事ネットで見ました!石井さんが撮影されたんですね…!

石井さん
そうなんです。今は仕事を通して、カメラマンとして様々な経験をさせていただいています。

自分のやりたいことが分かった。だからフリーランスを選んだんです

カメラ自体はいつから始めたのですか?

石井さん
大学3年生のときにカメラを始めました。それまでは大学で映像制作の勉強をしていました。
僕は映像制作をしていたこともあり、そもそもカメラに興味があったんです。ある日Twitterでコスプレイヤーの写真を見かけて、「僕も写真を撮影してみたい!」と思いました。
そこで一眼レフを持っている友人にカメラを1日借りたんです。実際にカメラを持って色んな物の写真を撮ってみて、純粋に「楽しい」と感じました。そこからどんどんカメラの世界にのめりこんでしまいました。
動画作成に関してはある程度の知識はあったのですが、静止画に関してはほとんどなかったので独学で勉強していましたし、今でも日々カメラを持って練習や勉強をしています。

なぜ内定を断ってフリーランスカメラマンの道を選んだのですか?

石井さん
そもそも僕は就活が家庭の事情でなかなかできず、9月から就活を始めました。しかし9月になると採用活動も一通り落ち着いていて、なかなか思うように就活ができませんでした…
その頃は「どこでもいいので、とにかく1つ内定を取ろう」と思っていました。就活を続けた結果、あるWEB関連の企業に内定をもらい「これで落ち着いた」と思ったんです。
実際に内定者研修も受けたのですが、自分の思っていた働き方とは大きく違っていました。「僕が“これまでやってきたこと”が内定先の企業で活かせるのか?」「これが本当にやりたいことなのか?」と思うようになりました。僕は大学で映像関連の勉強をしていたのですが、内定をもらった企業と僕のできること、やりたいことはマッチしないと思ったんです。
その結果、「自分で働き方を開拓しよう」「自分のやりたいこと、できることを活かそう」と断腸の思いで内定を断り、フリーランスで活動していこうと決めました。

撮影を楽しいものにしたい

撮影の時に心がけていることはありますか?

石井さん
撮影中、絶対に1回は被写体の人に「おっ!」と驚いてもらおうと決めています。
あと、僕は「撮影を皆で楽しくやりたい」と思っているのでコミュニケーションを大切にしています。コミュニケーション力を身につけるためにテレビのMCを見て勉強したり、会話の幅を広げるためにSNSなどでネタを収集しています。ジャンルはファッション、アニメ、芸能人など様々ですね。

カメラマンとしてのやりがいや喜びを感じるのはどんな時ですか?

石井さん
撮った写真をコスプレイヤーさんに喜んでいただいたり、SNSのプロフィール画像にしていただけると嬉しいです。撮った写真を使ってもらえるとカメラマンとしてのやりがいを感じますね。

継続して自分をアピールする

今後「やってみたい!」と思っていることはありますか?

石井さん
将来的にはカメラ1本でやっていきたいと思っています。web上だけでなく雑誌への写真掲載ができるようになりたいです。これまでは男装キャラの撮影が多かったので、女性キャラのコスプレなど色んな人を撮っていきたいですね。

目標に向けて何か実施していること、心がけていることはありますか?

石井さん
まずは、自分の技術に納得がいくように練習や勉強をしています。自分の撮影した写真に自信を持ちたいです。そのためにまずより多くの枚数を撮って、毎日写真と向き合っています。
あとは、人脈づくりですね。仕事をいただいている方からの懇親会などのお誘いは基本的にはすべてお受けしています。フリーランスは自分で自分を売らなければならないので、自分からコミュニティを広げる努力は怠らないようにしています。
認知度UPのための活動もしています。撮影がない日でもInstagramに写真を必ず1枚投稿するようにしています。実際にInstagramを見て撮影の依頼がくることもあるので、継続して自分の写真を世の中に発信しています。
石井さんのInstagram はこちら

フリーランスになる前から人脈づくりはしていましたか?

石井さん
いいえ、むしろ積極的に人と交流することは苦手でした(笑)なのでフリーランスになったときは不安でしたね…
でも、当時の僕はコネクションに自信がありました。自分でもコスプレイヤーさんとのコネクションは持っていましたし、一緒に仕事をしてくださった方はいろんな方とのコネクションを持っていらっしゃいました。
今では自分から積極的に人と関わるようにしています。人脈が広がることは嬉しいですしね。

自分の足を動かすことで、どんどん世界は広がっていく

フリーランスになってから人との関り方が大きく変わったんですね!その他にフリーランスになって変化したことはありますか?

石井さん
面白そうなことには参加するようになりました。フリーランスになるまではコミュニケーションにおいても、情報獲得においても受け身でしたが、色んなことに好奇心を持つようになりました。

同じ20代に向けて、メッセージをお願いします!

石井さん
僕は好奇心旺盛になったからこそ現在こういった活動ができていますし、多くの方とのつながりができました。気になることはやってみる、とにかく自分の足を動かすことは大切です。そうすることでコネクションはたくさん生まれます。
今ではネット上でたくさんの情報を得ることができますが、ネット上の情報だけでなく自分の目で見て、聞いた情報や自分の経験を第一に信じるべきだと僕は思います。
僕も大学卒業をするまでやりたいことがわからなかったのですが、興味のあることに対して自分から積極的に動いてみて、色んなことを経験すれば自然とやりたい事が見つかってくると思います。
まずは自分の足を動かす!色んな情報や人脈を自分で作りに行こう。

取材を終えて

大学卒業後すぐにフリーランスの道を選んだ石井さん。お話を聞いていて、フリーランスになってからの気持ちや考え方が大きく変化したことを感じました。フリーランスカメラマンとして、何事にも好奇心やチャレンジ精神を持って活動していらっしゃる姿がとても印象的でした!

【今回お話を伺ったのは】
フリーランスカメラマン 石井 一嘉(いしい かずよし)さん
石井さんが撮影を担当した記事一覧 はこちら
石井さんのFacebookページ はこちら
石井さんのInstagram はこちら
石井さんの撮影した写真一覧 はこちら
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