【後編】「様々なライフスタイルに繋がる」をテーマにコーヒーを作り出す ~あらゆる人がコーヒーを楽しめる文化を作りたい~

2018 / 05 / 30
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株式会社F.PRODUCERS 斉藤淳さん JAPAN BLACK コーヒー焙煎士 前田崇之さん

様々なシーンに合わせてコーヒーを提供する.Coffee。後編では.Coffeeのこれからについて、コーヒーの豆知識についてを前編に続き、.Coffeeのプロデューサーを務める斉藤淳(さいとうじゅん)さんと、JAPAN BLACK コーヒー焙煎士 前田崇之(まえだたかゆき)さんにお伺いました。

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もっと様々な場面に合わせた商品を届けたい

これからどんな商品を出そうと思っていますか?

前田さん
コーヒーは焙煎によっても、もちろん豆によっても、味も香りも特徴も変わります。その可能性は無限大だと思っています。そこで、今考えているのは「コーヒーと一緒に食べるもの」にフィットするコーヒーですね。生クリームを使ったケーキにピッタリなコーヒー、和菓子に合うコーヒー、また食事自体に合わせて、和食・フレンチ・中華・エスニックに合うコーヒーがアテンド出来たら面白いかもしれませんね。
斉藤さん
他にもこれからの季節に出そうと考えているもので、「水に漬けるだけでアイスコーヒーができるもの」や「牛乳に漬けるだけでカフェオレができるもの」をリリース予定です。
これは僕の実体験なのですが、家でカフェオレを飲む時にコーヒーを入れて、さらに牛乳を入れる手間がとてもめんどくさいと思っていました。できるならばワンステップで飲めて、手間が省けたら最高だなと。めんどくさがりな性格なので、そのままドリップバッグを牛乳に浸けてカフェオレが出来たらいいのに…と思っていました。これを前田さんに相談したところ、「できるかもしれない」と声が上がり、やるのであれば.Coffeeと同様、手軽だけどちゃんと美味しいものを作ろうとなりました。このドリップバッグであれば、自分の好みの濃さに調整できたり、ちょっとしたことでカスタマイズができる遊び心も加えています。発売まで楽しみにしていてください!
前田さん
それと並行して.Coffeeなりの商品開発に力を入れています。たまたま、メディカルハーブに詳しい方と知り合うことができたのをきっかけに、ハーブとコーヒーの組み合わせを研究中です。これがうまくいけば、新しい「ハーブ×コーヒー」という新ジャンルができるかもしれません。メディカルハーブの持つ特徴と、コーヒーの豊かな味わいを、引き出しあうようにマッチングさせたいと思っています。

遊び心をもち、こだわりを出す

どんな発想で商品は生まれてきますか?

前田さん
これは、ひたすらに斉藤さんとの出会いのおかげに尽きますが、「一般消費者の目線」から着想を得ています。僕らのようにコーヒーに対して想いが強い生産者側は、「真正面から美味しいコーヒーを追求したい」という気持ちを持ちがちになってしまい、なかなか遊び心が出てこないのが実態としてあると思っています。だからこそ、斉藤さんの存在は大きいです。先ほど話に出た、漬けおきカフェオレもその一つなんです。こんなものがあったら良いなと無邪気に言ってもらえることが、.Coffeeのブランドが育つのに、なくてはならない部分だと思いますね。
斉藤さん
僕は正直なところ、前田さんほどコーヒーに詳しくは無いです。ただ、「ひとりの消費者目線」として商品開発に携わることが、少しでも力になれているとは感じています。また僕が最大限、パフォーマンスを発揮できるのは「.Coffeeのプロデュース」です。PR一つとっても、細かい見せ方の工夫で消費者の反応は変わるものです。僕は今までSNSに携わる仕事をしてきているので、その経験を踏まえて、いわゆる若者や流行好きな消費者に、ヒットする商品を作りたいですね。
幅広くいろんな方に知ってほしいという想いがあるのですが、まずは、若い世代をターゲットに広げていければと思っています。今考えているのは、インスタグラマー起用して、インスタグラマーと一緒に商品を作っていくことです。一緒に作った商品を、その方のフォロワーに伝えることが出来れば、インスタグラマーのライフスタイルに憧れている方々が共感してくださるのではないかと思っています。

インスタグラマー【amikumaさん】とのコラボ商品
食や子ども意識したイラストのラベルになっている

また、結婚式などで、ラベルをオリジナルに変えて、自分たちだけの贈り物として、お客様に届けることもできないかなと。僕たちにはパッケージのデザインをイラストレーター部門がそれぞれの、イメージ合わせたものにを変えることができます。そこに一つのこだわりとして、渡す方の選ぶ想いを入れてあげたいと思っています。.Coffeeのラインナップが色々な種類あることも繋がると思っていて、例えば結婚式の引き出物で渡す際、式に来られる方にママが多ければ、カフェインレスのコーヒーがよろこばれそうだなとか。これもひとつのシーンとして成立すると思います。

【※番外編】コーヒー豆知識

インスタグラマーの方々に合うコーヒーを探す秘訣ってあるのでしょうか?

前田さん
もちろんありますよ。コーヒーをアテンドする際に聞く質問がいくつかあります。

①苦め(深め)、酸味(浅め)系、バランスが良いもののどれが好きですか?
②好きな食べ物何ですか?
③好きなスイーツは何ですか?
④苦手な食べ物何ですか?

これを聞くと大体どんなコーヒーが好きかわかります。これは長年で培ったものですね。インスタグラマーから聞いた後に豆を選び、焼いていきます。できあがって飲んでいただいたとき、「これすごい好きです!」という言葉をもらえるのがたまらなく嬉しいです。その他にも「誰に届けたいか」や「どんなメッセージを込めたいか」などに合わせて、アテンドすることもあります。
質問を聞いた後に豆を選び、焼いていきます。


豆の色を見ながら焙煎していきます。
「豆を焼いているときにしか嗅げない匂いがたまらない」と言う前田さん。

ちなみに…やっぱり苦いコーヒーの方がカフェインは強いですか?

前田さん
実は浅煎りのコーヒーの方がカフェイン強いんですよ。そもそも、焙煎度合いでカフェインの強さが変わること自体、知らない方も多いですね。ちなみに味で言うと、浅煎りは「酸味」や「さっぱり感」が、深煎りは「コク」や「苦味」が特徴になりやすいです。カフェインは揮発性なので熱をかければ飛びやすい。なので、実は浅煎りの方がカフェインの量が多いです。

取材を終えて

前田さんの「コーヒーをやっている方からしたらご法度ばかりだと思いますけどね。」の言葉に対して斉藤さんが、「そのご法度が大事なんですよ。.Coffeeに関しては、良い意味で”コーヒー文化へのこだわり”はなくて、コーヒーに精通している方からは違和感を持たれるかも知れませんが、そのご法度が今の時代はウケると思いますね。」と仰っていたのが印象的でした。編集者もコーヒーについて特段詳しいわけではありません。例えば、数多くあるコーヒーショップはどんな豆を使っているか分かりません。そこに、「シーンやライフスタイルにフィットさせる」という、私でも参加できそうな内容に思えましたし、この感覚を広めることが.Coffeeがこれから目指しているところなのだと感じました。
今回、自由が丘のコーヒー焙煎屋「コーヒーローストビバーチェ」さんにも取材にご協力いただきました。またプライベートでお邪魔します!

【今回お話を伺ったのは】
株式会社F.PRODUCERS 斉藤淳(さいとうじゅん)さん
JAPAN BLACK コーヒー焙煎士 前田崇之(まえだたかゆき)さん
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■コーヒーローストビバーチェ
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