【前編】転職支援のプロにきいた!20代の転職活動に必要なこととは?

2018 / 05 / 27
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パーソルキャリア株式会社 DODA編集長 大浦 征也さん

転職の広告を目にしない日がないくらい、転職が身近になってきているように感じます。しかし、興味はあるけれど不安なことが多くて行動に移せていないことはありませんか?そんな転職に対する不安をクリアにするために転職支援のプロ、パーソルキャリア株式会社・DODA編集長の大浦さんに転職マーケットの実状や転職活動に必要なことに至るまでお話を伺ってきました。

【プロフィール】
DODA編集長 大浦征也さん

2002年、株式会社インテリジェンス(現社名:パーソルキャリア株式会社)入社。人材紹介事業に従事。法人営業として企業の採用支援、人事コンサルティング等を経験した後、キャリアアドバイザーに。転職希望者のキャリアカウンセリングやサポートに長年携わる。担当領域は多岐に渡り、これまでに支援した転職希望者は10,000人を超える。その後、DODAキャリアアドバイザーの総責任者の後、法人営業部隊も含めた地域拠点の総責任者などを歴任。2017年、DODA編集長に就任(現職)。そのほか、社外にてJHR(一般社団法人人材産業サービス協議会)キャリアチェンジプロジェクト、ワーキングメンバーにも名を連ねる。

自分らしさを求める20代の転職活動の裏側

なぜ転職をする人が増えてきているのですか?

大浦さん
転職は、今の20代にとって非常に身近になってきています。活動をすることのハードルが下がってきているんです。昔は転職活動をすること自体が、会社を裏切っているように思われていました。

今の20代の方は、情報収集も兼ねて気軽に転職サイトに登録している方が多いです。また転職サイトに登録していなくても、検索エンジンで仕事に関する情報を検索すると、その検索ワードに紐づけて求人にまつわる広告も出てきますからね。
色んな切り口で求人に出会うようになってきています。どのように転職活動を始めたらいいのかといわれると人によって様々なのですが、情報収集の為に何らかのサイトに登録して受動的に情報を受け取っている人は多いでしょうね。

そして、具体的に活動をスタートすると、一般的に若い方だと、大手の人材会社に登録して人材紹介サービスと転職サイトを併用して転職活動をする人が多いですね。

転職をすることへのハードルが下がった原因はなんですか?

大浦さん
いくつか考えられるんですか、1つは終身雇用が約束されていないことに、20代の方が気が付いてきているからです。大手の企業が安泰、という時代ではなくなってきていますからね。

2つ目は、ひと昔前に比べて学生時代から、キャリアについて考える時間がとられていることがあげられます。就活時代に情報を多く収集する文化が根付いてきているので、キャリアについて考え続けなくてはいけない、という健全な危機意識をもった若者が増えてきている印象です。

自分「らしさ」の捉え方

転職理由にも変化はありますか?

大浦さん
「自分らしさ」を追求する人が昔と比べて増えました。とにかく昇進や昇給などを目的にしている人よりも、いわゆる「らしさ」に拘り、どんな仕事を、どんな仲間と、どんな場所で、どの程度するのかを自分なりに考えている方が増えたのは事実です。
一方で、DODAもデータを出しているのですが、転職理由ランキングで1番伸びてきているのは、給与への不満で、2番目は会社の評価への不満、3番目が残業が多い、休みが少ないといった理由です。これは時代が変わっても不変です。

ただ、大手にしがみついていたり、とにかく誰もが知っているような会社に行きたい、というメンタリティーじゃない人が増えたのは事実です。実際に入社後も大手をサクッと辞める人も増えていますよ。大手に入っても終身雇用が約束されていないことを危機感として持っているからこそ転職をする若い人は増えています。

大手企業からの方が転職しやすいということはあるのですか?

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ライター・カメラマン/宮脇雄士(うしお)

好きなものは映画、漫画、ファッション、カフェ!WIZOOM編集部のサブカル男子、ユウシです。
皆さんの疑問を緩やかに解決します!

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