【後編】人は見た目が大切なの!?転職支援のプロに聞いた!面接でスグに使える印象アップ術

2018 / 05 / 31
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パーソルキャリア株式会社 DODA編集長 大浦 征也さん

世の中には、面接対策の本をはじめとして、面接を上手く通過するための情報があり過ぎて、どれを実践していいのかわからなくなりませんか?今回は、前編に引き続き、転職支援のプロ、パーソルキャリア株式会社・DODA編集長の大浦さんに、本当に必要な印象アップ術を伺ってきました。

面接で100点をとれなくても大丈夫

質問の答え方に注意点はありますか?

大浦さん
即答禁止ですかね。というのも、面接は100点をとる競技ではないです。面接官の評価シートを見てみると、評価点とともに、課題点も書いてあります。面接官側が、人を見極めるプロである認識を持っているので、いい所ばかりを見せて課題が見えてこない人は、それ自体が課題になってしまいます。だから面接官の質問に対しての回答が、80点くらいの人が、一番合格をしているように感じます。
逆の言い方をすると、20点分くらい落ち度を見せることが求められます。というのも、面接官は20点くらい答えにくい質問をします。全ての質問に100点の回答をしようとすることで、論理破綻するような質問に多くの場合なっています。

しかし、面接を受ける方の、質問に的確に答えようとする姿勢と、即答しようとするメンタリティーが、論理的に矛盾していることを気づかせないようにしてしまいます。
聞かれたことに対して、即答をし続けてしまうと、その矛盾を指摘されることに繋がってしまうんです。その指摘に対しても即答をしようとすると、言い訳のように聞こえてしまったり、最悪の場合、感情的になり支離滅裂な答え方をしてしまう方が多いです。こういったことを防ぐためにも、面接官の質問に対して「即答をしない」ということは意識するべきです。

質問にはどれくらいの間をおいて回答をすべきですか?

大浦さん
相手の質問を頭の中で復唱するくらいの間は置きましょう。一瞬のように感じるかもしれませんが、この間を取ることで、100点の回答を出せない問題であることを気づかせます。

頭の中で復唱するくらいの間をおいて話して頂くと、20点分の課題点をうまく露呈させることが出来るかもしれません。というのも、間をおいて答えたとしても、落ち度には変わりないので突っ込まれた質問を受けます。

例えば、将来像を聞かれ、「社会に対して貢献をしたい」となんとなく答えてしまったとしましょう。そうすると面接官は「具体的には?」と追及してくるかもしれませんが、既に想定通り20点分のミスをしているので、面接官からしたらかわいいものなんですよ。
そのミスの後に質問をされ続け、焦ってしまう人が多いのですが、面接官からの質問が多ければ多いほうが、求職者にとっては有利です。というのも、面接官が課題点の項目に記入できることを早々に発見できると、評価点を抽出してくれる面接に変わってきます。つまり面接で気を付けたいことは、100点を無理に取ろうとしないこと、そのためには質問に即答しないことです。

100点を取りに行こうとしたことに面接官は気が付きますか?

大浦さん
そこまで気が付かれることはないです。引っかかったことに気がつくというよりは、「論理性がない」、「結論から話せない」人だと思われてしまいます。

「結論から話す」ということも大切ですか?

大浦さん
必ずしも結論から話すことをしなくてもいいですが、多くの場合面接では緊張しているので、結論から話さないと、何について質問されたかを忘れてしまうことが多いです。面接の回答は出来るだけ小刻みの方がいいです。質問が小刻みで着実に相手の求めている回答に近づいていくことは、面接においてはテクニックです。
例えばゴルフのように、300ヤード先に一回で球を飛ばそうとすると、着地点がゴールから離れてしまうかもしれませんが、10ヤード刻みに進んでいけば、ズレは補正しやすいと思います。それと同じように面接では、一度の回答が出来るだけ短いほうが良くて、短くするためには結論から話すことが方法として上げられます。

聞かれた質問に対してシンプルに応えることが必要なのですね。

大浦さん
それは鉄則です。面接は自分の話したいことを話しに行く場ではなく、面接官の質問にきちんと答えに行く場だと思うんです。それは、面接官のご機嫌を取りに行くという訳ではないですよ。相手の質問に「的確に応える」ことがとても重要です。その他にも、「質問はありますか」と問われて質問をしない人は、印象を悪くする要素になるので、気を付けた方が良いですね。

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