「日本の為に何かしたい」~国家公務員という道を選んだ理由~

2018 / 05 / 28
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金融庁 総務企画局 総務課 石本 崚さん

就活している上で、気になる企業はたくさんありませんか?けれども、なかなか働いている方のリアルな声って聴けなかったりするものです。そこでWIZOOM編集部が、突撃取材をして様々な企業で働いている職員のリアルな声を聴いてきました!今回インタビューに答えてくれたのは金融庁で採用・人事を担当をしている、総務企画局総務課の石本 崚(いしもと りょう)さんです!

石本崚さん プロフィール
【部署・役職】
総務企画局総務課・係員
【経歴】
幼稚園~小5までをアメリカ・デトロイトで過ごす。
2013年4月 東京大学入学
2017年3月 東京大学 経済学部卒業
2017年4月 金融庁 入庁

きっかけは海外と日本で過ごすことで気づいたギャップ

国家公務員を目指そうとおもったきかっけは何ですか?

石本さん
幼稚園から小学校5年生まで、アメリカのデトロイトで過ごしました。いまでこそクールジャパンといいますが、実は当時から日本の製品や文化はアメリカでも大人気で、友達も皆、日本のアニメやおもちゃを楽しんでいました。おかげで日本の最先端のグッズやおもちゃを持っている私はクラスの人気者でした笑 そのほか、街中を日本車がたくさん走っていたり、アメリカ人が剣道クラブに在籍していたり、日本の製品や文化は現地で好意的に受け入れられていました。この時の経験から、私は幼いながらも日本の素晴らしさを実感し、誇りに思っていました。しかし、日本に帰ってきてから勉強していく中で、少子高齢化や近年の日本経済について学び、日本の将来に不安を感じるようになりました。そして、自分が大好きな日本をどうにかしたいという思いから、国家公務員として働こうと思いました。

デトロイト時代の石本さん(写真:真ん中)

何でも全力で取り組んだ学生時代

大学生時代はどのように過ごされましたか?

石本さん
大学生の時は、アルバイトもサークルも勉強もとにかく一生懸命、全力でやりました。アルバイトは居酒屋やIT企業でエンジニアの見習いをしていました。全く違う業種の仕事を経験する中で、日本の社会はいろいろな人が働くことで成り立っているということを実感しました。こうした人々の生活を守りたいと思ったのも公務員を目指したきっかけかもしれません。

大学生時代、旅行も全力で楽しんでいた石本さん(写真:真ん中)。

就職活動の時は国家公務員だけを志望していたのですか?

石本さん
民間企業への就職活動もしていました。経済学部ということもあり、金融機関を中心に見ていましたが、メーカーやメディアを扱う大手企業も見たりしていましたね。民間企業の仕事はどこも魅力的だったのですが、やはり自分のやりたいことを実現するには国家公務員になるのが最善だと考え、進路を選択しました。

民間企業の就職活動と公務員試験の勉強を両立するにあたって、ストレスの発散の仕方はどのようにしていましたか?

石本さん
休みの間はとにかく就職活動や試験のことは忘れるようにしていました。僕の場合は運動が趣味なので、筋トレして汗を流して身も心もリフレッシュさせていました。やはり、切り替えは大事で、不安や失敗をずるずると引きずってしまうと「塵も積もれば山となる」じゃないですけど、後々響いてしまいます。試験勉強でも、何をやるにしてもそうですけど「集中するときは集中する」「休むときは休む」としないと、身体も頭も持たないですね。

日本をよくするには経済から

数ある省庁の中から、金融庁を選んだ理由は何ですか?

石本さん
国家公務員制度の仕組みでは、まず試験に合格すると「国家公務員になる権利」が得られます。この時点では、まだ自分が入る省庁がどこになるかは決まっておらず、その後の「官庁訪問」で自分の働きたい省庁の面接を受け、合格すると晴れて内定という形になります。
官庁訪問では希望する省庁を複数回ることができます。僕は、学生時代から日本をよくする為には経済が大事だと感じており、『金融庁』、『経済産業省』、『外務省』と経済や貿易に関係する省庁を回りました。

中でも、金融庁は経済に関わる金融行政の立案や金融関係の外交が出来るという他に、以下の2点に魅力を感じました。
「金融の世界の将来性」・・・金融資産、金融商品、金融のプレーヤーはどんどん増加し、多様化しています。金融庁は、このように絶えず変化する金融に対応し、常に新しい課題と向き合う必要があります。一般的に役所はルーティンワークが多いと思われがちですが、金融庁ではそのようなことがなく、飽きずに仕事ができるだろうと思いました。
「予算に頼らない行政」・・・金融庁の予算はあまり多くないです。その代わりに家計が持つ1,800兆円ものお金を、法律やアイデアをもって経済成長に資する方向に導くということをしています。経済の血液である資金の流れをデザインするイメージです。国家財政が逼迫(ひっぱく)しているなか、予算に頼った行政は持続的でないのではないかと考えており、金融行政の手法は先進的でおもしろいと感じました。

常に日本の為になる行動をしていく

今後の仕事の展望についてお教えください

石本さん
直近の目標としては、目下の業務である採用活動を頑張りたいと思っています。通常業務だと、長年の経験がある方の意見が通りやすい面がありますが、採用に関しては学生に年齢が近い若手職員の方がリアルな情報を持っているので、自分の意見が採り入れられやすいです。1年目ながら思っていたよりも裁量の大きい仕事に携わることができているので、今後も責任感をもって業務に励みたいと思います。
より長い目でみた目標としては、自分の強みである英語力を活かして国際的に活躍したいと考えています。金融庁では、若手の時から国際会議に参加できる機会が多いので、そういった場でしっかりと自分の意見を発信できればと思っています。
キャリアを通じた目標としては、自分の志望理由を忘れず、常に日本の為になるような行動をしていくことですね。

最後に就活生に一言、お願いします!

石本さん
学生の間は自由に使える時間が多いので、いろんなことにチャレンジすればよかったなと少し後悔しています。特に、社会人になった今は、もっと勉強をしておけばよかったと感じています。就職してからも新しいことを次々と学んでいかなければならないので、学生の時から勉強し、下地を作っておくと楽なのかなと思います。

金融庁職員の方々(石本さん:一番右)職場内の雰囲気の良さもこの写真の笑顔からうかがえる。

取材を終えて

今回、編集部と同世代である若手職員の方にインタビューを行いました。インタビューを通して、石本さん自身の中に秘めている想いが伝わってきました。同世代の方が一生懸命に取り組んでいる姿を見ると、こちらも刺激を受けました。読者の皆さんも、この記事をご覧いただいてモチベーションを上げるきっかけになってもらえばと思います。

【今回お話を伺ったのは】
金融庁 総務企画局総務課 石本 崚(いしもと りょう)さん
所在地 東京都千代田区霞ヶ関3-2-1
金融庁 ホームページはこちら
金融庁 採用情報ページはこちら
金融庁 フェイスブックページ(学生向け)はこちら
金融庁 採用担当ツイッターはこちら
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