「必ず自分のプラスになる」~20代が実践すべきプライベートの過ごし方~

2018 / 05 / 25
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

大成樹脂工業株式会社 代表取締役社長 松岡良彦さん

仕事とプライベートの両立、どちらも充実させたいけれど、やり方が分からない。
ONとOFFってどうすれば上手くいくの?
働く20代の多くが持つ悩みではないでしょうか?

今回は文京区でプラスチック製品のモノづくりを行う大成樹脂工業株式会社で代表取締役社長を務める松岡良彦(まつおかよしひこ)さんにお話を伺いました。

松岡 良彦(まつおかよしひこ)さんプロフィール
早稲田大学商学部卒業後、新卒として、東芝機械に入社。
その後、東レ株式会社に転職し、約12年間の勤務のうち、英国・ドイツで約6年の現地法人勤務を行う。
36歳の時に退社し、現大成樹脂工業㈱に父の後継者として入社。41歳の時に社長就任、現在に至る。

ONでもOFFでもないスリープの状態に

仕事とプライベートを切り替える方法を教えてください。

松岡さん
仕事とプライベートのON・OFFとよく言うと思います。
ですが、社会人ならばONとOFFは個人的にはだめだと思っています。

もちろん休みの日にまで仕事のことを考えていたら休まらないということもあってストレスになってしまう事もあると思います。
なので、すっきりと忘れてしまうことも決して悪い事ではないと思いますが、完全に切り替えてしまうのではなく、パソコンで例えるならば、「スリープの状態」がいいと思います。
OFFにしてしまうと完全に電源が入っておらず、動いてはいません。ただ、スリープだと画面は消えているけれど、後ろではちゃんと稼働していますよね。

学生の時は試験が終わったら試験勉強の内容忘れていたと思います(笑)。
それで休日は思いっきり遊びますよね。
一方で社会人は、OFFにしてしまうと損をしていると個人的には思っています。

例えば旅行に行ったり、食事に行ったり、ジムに行く時、そこで出会う人や、知り合う事は意外と勉強になることが多いです。
旅行にいったホテルの対応から「こんな言葉遣いがあるんだ」と学んだり、食事に行った際は「どんな食材使っているんだろう」と考えてみたり。ジムであれば、「もっとこのジムに人を集めるにはどうするべきなのか」など色々想像をして、得られるものがあると思います。

休日こそ自分の仕事のヒントになります。
これが電源OFFだと、ただ出かけるだけ、ただ楽しむだけになってしまっていて、せっかくのチャンスを逃してしまっています。
これが学生と社会人のプライベートの過ごし方の違いかなと思います。

実際に新卒の時から実践されていたのですか?

松岡さん
実は僕は新卒の時、電源をOFFにしていました。
休みの日には仕事のことは忘れて過ごしていましたが、働き始めて3年か4年目で「これはいけない、周りと差がついてしまう」と気づき、電源OFFを辞めました。
僕が新入社員だったころはこうやって教えてくれる人もいなかったので、ぜひ20代のみんなに伝えたいと思いました。

実際、新卒の時僕も残業は普通にしていました。会社に寝泊まりすることもありましたし、皆さんが考えられないような働き方もしていたと思います。
終電で帰れるのはまだいい方で、夜7時くらいにご飯を食べに一旦会社の外に出て、また会社に戻って仕事をするなんてこともざらにありました。
それが3か月くらい続き、周りからも心配されました。自分的には仕事だと思っていたので、あまり重く受け止めていなかったです。

こんな生活を過ごしていたのが入社1年目から3年目のことで、だからこそ休みの日は仕事のことは忘れようと思っていました。

でも今考えると、言われたことをやっていただけで、僕が前勤めていた会社にはほとんど貢献できていなかったのかなと思います。
勝手に自分の時間で健康を害するまで仕事をしていたけれど、きっと今の僕がその当時の僕を見ていたら「それは仕事ではない」と言っていると思います。

自分の知恵が価値となる

20代に向けてアドバイスをください。
松岡さん
「疾風に勁草を知る」という言葉があります。
普段風が吹いてない時は草は折れない。けれどいざ強風が吹くとポキポキと折れてしまう。逆風が吹いた時、そこで本当に強い草がわかる。と言う意味です。

20代に伝えたいことは、その時に折れてしまう人ではなくて、普段から鍛えて「折れない人」になってほしいということです。

仕事って自分の頭で考えなければいけなくて、自分の頭から考え出されたことに価値があるんです。
極端な話、言われたことばかりやっているのは「作業」です。これは仕事としての貢献ではないと思っています。
本に書いてあったから出す、人から言われたから出す、先輩に言われたから出す、これは全然頭を使っていなくて、右から左に流しているというだけだと思います。


新卒の時に言われたとおりにやるというのはこれも一つ大事なことだと思います。
ただいずれは自分の頭の中で考えたことを出す意識していければいいと思います。

一生懸命自分の頭を使って考え出したことに意味があるので、私が新卒の時に体験したことも踏まえて皆さんにお伝えしたいなと思いました。
どこかで壁にぶち当たることは必ずあります。
そこでへこたれたり、引きこもらず折れない人になって欲しいです。

取材を終えて

松岡社長が20代の時にはこうやって教えてくれる人はいなかったと仰っていました。
自分の行動次第で、上にも下にも差ができる。
上を目指して行動していこうと編集部一同思いました!

取材のご協力ありがとうございました。

【今回お話を伺ったのは】
大成樹脂工業株式会社 代表取締役社長 松岡良彦(まつおかよしひこ)さん
本社 〒112-0011 東京都文京区千石4-21-1
創業 昭和38年2月
代表取締役社長 松岡良彦
営業品目
(1)プラスチック射出成形品の製造
(2)電機/器具類の製品組立
(3)プラスチック射出成形金型の立ち上げ
(4)プラスチック製品のデザイン
大成樹脂工業のHPはこちら
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

PICK UP