恋愛相談に乗ってくれる本屋がある!?『LOVE』をテーマにした本屋

2018 / 06 / 01
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歌舞伎ブックセンター

甘酸っぱい初恋から苦い失恋、更には略奪愛や家族愛に至るまで様々な愛の形があります。そんな様々な愛についてお悩みの方にピッタリな場所があります。それが、歌舞伎町にある本屋『歌舞伎ブックセンター』です。

愛の形は大きく3つある

こちらでは、愛「LOVE」をテーマにした本のみを取り扱い話題になっています。
なぜ愛をテーマにしたのか、どのようにして悩みを解決しているのかについて、元ホストで現在は、ブックセンターの運営にも携わるMUSASHI(ムサシ)さんにお話を伺っててきました。

なぜを”愛”をテーマにしたのですか?

MUSASHIさん
歌舞伎町という街にはいろんな愛があるんですよ。純愛や不倫もそうですし、憎しみも愛だと思うんです。特に歌舞伎町には、そういった色んな愛についての悩みを持った人が集まるんです。

だからこそ、そういった愛についての悩みを解決したい、という意味でテーマに選びました。本を読むことで悩みを解決するヒントを与えられると思っています。実は、置いてある本たちも愛の形に合わせてジャンル分けしているんですよ(笑)

どういったジャンル分けをしているのですか?

MUSASHIさん
大きく黒、赤、ピンクの3つに分けています。まず黒は、ちょっとダークな愛です。不倫とか愛の裏返しの憎しみなどが、この黒の愛にあたります。赤はシンプルに純愛です。

ピュアな恋愛や家族愛もこの赤の愛にあたります。最後のピンクなんですが、これはちょっと面白くて、セクシーな内容が含まれていたりします。このピンクのコーナーは見られている方が多いんですよ(笑)夜の世界で働いている方についての本や、銭湯の写真集もあったりして少し普通の本屋には置けないようなものもここには置いてあります。

黒の愛をテーマにした本を取り扱ったコーナー

お客様と一緒に本を選ぶ

どのようにしてお客様にぴったりな本を選んでいるのですか?

MUSASHIさん
その選び方というところに、歌舞伎町ブックセンターが他の書店と違う点が表れています。例えば、何か本を買おうと思ったとき、スマホで調べられるものは調べてECサイトを使ってネットで買ったりすると思うんです。

実際に本屋に行ったとしても、自分が探している本はどこに置いてあるのかを、書店員に聞くくらいだと思います。ここの本屋はお客様に対して、すぐにお声がけをして「どのような本をお探しですか?」から会話を始めて本を一緒に選ぶんです。

お客様は何の本が置いてあるのか、勿論知らないですから、まず声をかけます。そこからお客様の悩みを聞き出して、さらに会話から掘り下げていって一緒に本を選ぶんですよ。他の本屋だったら恋の相談とかもしないと思いますので、そこが大きな違いですね。このように会話からお客様にぴったりな本を選んでいきます。他の本屋と違った面白いサービスといったところだと、お買い上げいただいた本を書店員が持って駅までお見送りすることも言っていただければ出来ます。オプション料金とかはもちろん頂いていませんよ(笑)。特に、土日の15時から17時は現役ホストが書店員として接客をしながら一緒に本を選んでくれるのでおすすめです。

店頭に置く本をどうやって選書しているのですか?

MUSASHIさん
昨年のオープン時は、かもめブックスの柳下恭平さんに全て選書していただきました。今は2週間に1度、オーナーやお店のスタッフで選書会議をしてどんなものを置いたらいいかを話し合っています。

愛をコンセプトにしているので、それにふさわしいものを選書していくのですが、接客する中でお客様からオススメしていただいた本を入れることもあります。また、どんな雰囲気のお客様の来店が多いかを話し合い、出来るだけお店に訪れる方の立場にあったものを置けるようにしています。本の数は、書店員がしっかりとお客様にお勧めできるように300冊しか置いてません。基本的に在庫は持っていないので、本の入れ替わりは早い方です。

20代におススメしたい本をセレクトしてください!

大人なお酒の飲み方を知れる『男と女のワイン術』

『男と女のワイン術』(日経プレミアシリーズ) 著 伊藤博文・柴田さなえ

MUSASHIさん
お酒の飲み方についての本です。20代でわいわいお酒を飲むのもいいとは思うんですが、しっとりとオトナな飲み方というものを学んでみてはいかがでしょうか。という理由で選ばせて頂きました。

家飲み編もシリーズで出ていたりしていて、スーパーで買えるおいしいワインやどういった選び方をすればいいかなど、人に話したくなるような知識も含まれているのでお酒入門書として使っていただけるかなと思います。

SNSに熱中しすぎている若者に読んで欲しい『承認をめぐる病』

『承認をめぐる病』(日本評論社) 著 斎藤 環

MUSASHIさん
精神学者の方が書いたものなのですが、承認っていうのは最近SNSの普及で「いいね」をしてもらうことが大きな目的になってしまっている。そんな現状を病気のように位置付けて精神医学の観点から分析した本で、小説というよりは評論のような位置づけです。SNSに熱中してコミュニケーション不足に陥っていることを問題に取り上げていたりしていて、今の若者に向けたメッセージ性が強いと感じて選ばせて頂きました。

取材を終えて

悩みは人によって様々ですが、このブックセンターにはひとりひとりの悩みを解決するために書店員さんがしっかりと相談に乗ってくれます。もし悩まれているのであれば、歌舞伎町ブックセンターに訪れることで本を通してあなたの悩みは解消されるかもしれません。

【今回お話を伺ったのは】
歌舞伎町ブックセンター MUSASHIさん
所在地〒160-0021 東京都新宿区歌舞伎町2-28-14
歌舞伎町ブックセンター Facebookページはこちら
歌舞伎町ブックセンター Twitterはこちら
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