【話題沸騰】歌舞伎町の真ん中に本屋がある!?歌舞伎町に本屋を作ることの想いとは

2018 / 05 / 27
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歌舞伎町ブックセンター MUSASHI(ムサシ)さん

歌舞伎町。ホストクラブやキャバクラが軒を連ね、日本屈指の繁華街として有名です。そんな煌びやかな歌舞伎町に本屋があることをご存じでしょうか?その書店の名は、「歌舞伎町ブックセンター」。歌舞伎町のど真ん中にあり、本屋とカフェを併設した施設で、人々に安らぎの空間を提供しています。
今回は、NO.1ホストとしての経験もあり、現在は歌舞伎町ブックセンターの運営に携わる、MUSASHI(ムサシ)さんに、なぜ繁華街に本屋ができたのか、背景から設立の想いについて伺ってきました。

MUSASHI(ムサシ)さん プロフィール
バトラー、バトラーズクラブプロデューサー、JSA認定ソムリエ
1986年東京都墨田区生まれ。18歳でホストを始め、1年でNO.1ホストに。歌舞伎町で最もドンペリを消費したホストに与えられる称号「ドンペリキング」を与えられた異名を持つ。2010年にJSA公認ソムリエを取得。ゴミ拾いボランティア団体「夜鳥の界」のリーダーとしても活動している。2012年にホストクラブ「OPUST」のプロデューサーに就任。雑誌Y+の専属モデルを勤め、ホストの新しい形として生まれた「バトラー」の第一人者に抜擢される。2016年には大人の社交場としてのバトラーズクラブ「ADEOS」をオープンさせた。その他、多方面のメディアへの出演もこなす。

本を通して街のイメージを変えたい

なぜ歌舞伎町に本屋を作られたのですか?

MUSASHIさん
このブックセンターは、元ホストの寺田がオーナーとして運営を始めました。そんな彼が現役でホストをしていた十数年前は、ホストのイメージとして、肌が黒くて髪が長い。いわゆる「ギラついている」ような人が人気だったんです。そういった中にあって寺田は、見た目じゃない部分で戦ってきていたんですよ。

彼はホストとしては異端児だったそうで、本で得た情報を織り交ぜた会話をお客様にしていて、知識の豊富さや、人間味を売りにしていたホストでした。その影響もあって、同僚や部下に本を読むことを進めていました。その中で、歌舞伎町には本屋がないということに気が付いたのがきっかけとしてあったと思います。

ホストになぜ本をおすすめしているのですか?

MUSASHIさん
歌舞伎町のイメージアップに繋げていきたいと思っています。最近は、歌舞伎町のホストクラブの経営形態が大きく2部構成に分かれています。夕方から深夜にかけての営業と、深夜から朝方にかけて営業しているものです。お客様の層も、大学生から働いているOLの方、年齢がずっと上の方まで広くなりました。そうなってくると、ホストとして働く側の人種の幅も、同時に広くなってきました。お昼はサラリーマンやりながら、夜はホストをやっている人もいるんですよ。

こうして歌舞伎町に、良くも悪くも色んな人が集まるようになってきて、結果的にニュースになるような事件が増えました。事件が増えてくるとイメージが悪いですよね。本を通して教養を増やしたり、感性を磨いてほしいと思っていて、極端な言い方だと「まじめになれよ!」というような意味で、ホストに限らず、歌舞伎町に訪れる人たちに本を読むことを勧めています。

悪いイメージを持つ方は減ってきましたか?

MUSASHIさん
訪れる人の層をみていると、少しずつ変わってきていると感じます。ただ、少なからず、「怖い」とか「暗い」みたいな、マイナスのイメージを持っている人もいるのは事実です。俺、怖いですよね(笑)?普通にしていたら、怖いと感じる人もいると思います。

しかし、最近のホストは昔のように、ギラギラしている人ばかりではなくなってきています。田舎から東京に出てきて、女性とお付き合いしたことがないような人もいるくらいです。女性に対する苦手意識をなくしたいと思ってホストを始めたそうです。リハビリみたいですよね(笑)。他にも、大学生やサラリーマンとして働いている人もいたりして、本当に色んな背景を持った人がいます。機会があったら是非、歌舞伎町に遊びに来てください。

歌舞伎町ブックセンターが、歌舞伎町の中心で、お店の外観をオープンなスタイルで営業しているのも、目にとまって入りやすい雰囲気を出すためだったりもします。実際に客層は様々で、純粋にご飯を食べに来たり、お茶を飲みに来るだけの人もたくさんいます。歌舞伎町に訪れる人たちを見ていると、ひと昔前に比べて、随分マイナスのイメージは払しょくできたような気がします。

取材を終えて

取材へ伺う前は、歌舞伎町に本屋があることに不釣り合いな印象を受けました。しかしお話を伺っていくと、今までなかったことが不思議に感じるほど、しっかりとした理由がありました。これからも歌舞伎町ブックセンターは、歌舞伎町のイメージアップの為にも、必要な場所だと感じました。

【今回お話を伺ったのは】
歌舞伎ブックセンター MUSASHIさん
所在地〒160-0021 東京都新宿区歌舞伎町2-28-14
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