これで無料!?ついつい友達に教えたくなるフリーペーパーの世界

2018 / 05 / 29
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ONLY FREE PAPER オーナー 松江 健介さん

皆様はどれだけフリーペーパーを読んだことはありますか?
「これで無料?」と疑う程にクオリティが非常に高いものが、数多く世に出ているそうです。企業が発行しているもの、個人が発信しているものなど、種類やジャンルは無数に存在し、そのそれぞれがしっかりとした「読み物」として成り立っています。そんなフリーペーパーたちを専門に取り扱う「ONLY FREE PAPER」という店があります。こちらには、全国から様々なジャンルのフリーペーパーが集まっていて、まさにフリーペーパー発信のプラットフォームとして存在しています。

この度は、フリーペーパーの魅力を伝えるべく「ONLY FREE PAPER」のオーナーである松江さんにお話を伺ってきました。

フリーペーパーとは?

そもそもフリーペーパーって何ですか?

松江さん
自分考えでは、無料で配布している紙媒体はすべてフリーペーパー。冊子状に綴じたものに限らずペラ一枚の紙でも、もちろんフリーペーパーです。そういう意味では、レシートや婚姻届もフリーペーパーだと思っています。発行元がどこであるかといった事や、どのように配布されているか、どういう目的で作っているか、などといったことには依存しません。

どんな人が発行しているの?

松江さん
様々な方が発行しますので、一括りには申し上げにくいですが、以前はカルチャーが好きな人たちの嗜好品という趣が強かったように思います。しかし最近では、行政や自治体、民間の企業に至るまで、しっかり予算を割いてフリーペーパーを作る事例も格段に増えました。

更に、主婦の方が日記形式で発信しているものもあるくらいです。製作者側の幅が非常に広がった印象を受けます。

どうして製作者の幅が広がったのですか?

松江さん
前例として成功したものが、広く伝わっていったことが大きな理由だと思います。話題になれば、それを「うちでもやってみようと」いう気持ちが出てきても不思議ではありません。

しかし、後追いになっている時点で「動機の部分で負けている」と感じています。もちろん、流行っているものの情報を取り入れて、トレンドを狙うことはいけない事ではないです。しかし、一度自分の中のフィルターを通して咀嚼してほしい。ただ真似をするだけではその人が発信する理由がなくなってしまいます。そういうものは、結果的に魅力がないことが多いです。

自分の発信したいことが発信されている

フリーペーパーにトレンドはないのですか?

松江さん
もちろんデザインや文体において流行りはあります。それはフリーペーパーに限ったことではありませんが。オシャレに見せるワザっていうのはあるわけですよね。色の使い方とか、レイアウトの組み方などです。

僕は、自身でデザインをやるわけではないので、深いところまではお話できませんが、本屋さんに行けば誰でも何となくの流行はわかると思います。しかし、フリーペーパーに関していえば「流行りを意識して作るのではなく、自分が良いと感じたものや、好きなものやカッコいいと思えるものを追及する」そういったものを紙に落とし込んでほしいです。

自分が発信したいものを発信していかなければ、結果として出来上がったものが面白いフリーペーパーにならないし、人の心を打つものにはならないんですよね。

松江さんが考えるフリーペーパーの魅力とは?

松江さん
「自分が発信したいものが純粋に発信されていること。」
例えば、出版社を介した書籍や雑誌は売上を立てなければいけない、という大前提があります。また、WEBや広告などのデザインワークものはクライアントの意向が必ずあります。

そこには大切なことも沢山ありますが、「純粋にやりたいことだけをやる」という事は難しくなっていきます。一方で、フリーペーパーは、自分の書きたいことやりたいことを発信できる。だからこそ、突き抜けた内容のものが出てくる。これは、フリーペーパーの魅力の一つだと思っています。

どのような人がONLY FREE PAPERに訪れるのですか?

松江さん
幅広い層の方々が訪れますが、面白いことにプロのデザイナーさんやライターさん、編集に携わる方などが訪れることも多いです。フリーペーパーの中には所謂「プロ」でない方が作っているものも数多くあります。

だから、ここには先入観とか定型といったものがほとんどないんです。プロになって、ある種「手馴れてきてしまった」部分をニュートラルにするために、そういった分野でお仕事されている方が来られるのはとても興味深いですし、嬉しいことでもあります。

取材を終えて

フリーペーパーは、個人の考えがダイレクトに反映されるからこそ唯一無二のものが多く、ユニークなものが多いそうです。ここに来れば、普通の書店に行くより自分に本当にピッタリな読み物を見つけられるかもしれないと感じました。フリーペーパーの世界に少しでも興味を持った方は、是非ここに足を運んでみてください。

【今回お話を伺ったのは】
ONLY FREE PAPER オーナー 松江健介さん
所在地 〒184-0002 東京都小金井市梶野町5丁目10−58コミュニティステーション東小金井 ヒガコプレイス内
TEL  042-316-3310
ONLY FREE PAPERの公式サイトはこちら
■ONLY FREE PAPER ヒガコプレイス店の公式サイトはこちら
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